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ホーム > 市長室へようこそ > 施政方針 > 平成23年第3回守山市議会定例会(9月)施策方針・提案理由

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平成23年第3回守山市議会定例会(9月)施策方針・提案理由

公開日:平成26年10月1日

皆さん、おはようございます。
本日、ここに平成23年第3回守山市議会定例会を招集させて頂きましたところ、議員の皆様におかれましては、ご健勝にてご参会を賜り、滞りなく開会の運びに至りましたことに、厚くお礼を申し上げます。

ただ今は、長年にわたるご功績により滋賀県市議会議長会から栄(は)えある表彰をお受けになられました富樫 孝議員におかれましては、高席からではございますが、心からお喜び申し上げますとともに、深く敬意を表する次第でございます。今後とも、なお一層のご自愛を賜りまして、市政の発展と市民福祉の向上にご活躍頂きますよう、ご祈念申し上げます。

さて、今年の夏は、国をあげての節電の夏となりました。本市では、少しでも快適な夏を過ごして頂けるよう、市民の皆様に打ち水の輪を広げますとともに、節電へのご理解とご協力をお願いしてきたところでございます。こうした中、公共施設におきましても、冷房温度の28℃設定や照明の間引きの徹底、さらにお盆2日間は、窓口業務を除き、年次休暇の集中取得を行うなど、節電対策に努めたところでございます。結果といたしまして、8月請求時の庁舎の電力使用量は対前年度25%の減少となったところでございます。

しかしながら、今月の9日には、関西電力管内の各地で猛暑日となり、ピーク時の電気使用率が95%に達するなど厳しい状況でございました。今後におきましても、まだまだ残暑が見込まれます中、電力需給の逼迫が懸念されておりますことから、市民の皆さまには、熱中症など健康管理にご留意頂きながら、引き続き、節電のご協力をお願い申し上げます。

ところで、今回の原子力発電所の事故による計り知れない影響の大きさを考えますと、将来に向けては、原子力発電所を減らし、再生可能エネルギーの活用を強力に進める必要があると考えております。しかしながら、当面、わが国経済の安定ということにおいて、安全対策を十二分に講じた上で、やむを得ないと考えております。

地域におけるエネルギーは、地産地消の視点が重要であり、地域の資源を活かした循環型社会の実現を目指して、国、地方が一体となって、できる限りの取り組みを進めることが重要であると考えております。
現在、本市では、公共施設への太陽光パネルの設置の推進、また、事業所向けの太陽光発電システムの設置に支援をしておりますが、環境先端都市を目指します中、さらなる取り組みを積極的に検討して参ります。

また、去る8月6日、早朝より、暑い日ではございましたが、昨年より多くの方々の出席のもと、「平和を誓うつどい」を開催いたしました。私自身、祖父を戦争で亡くし、祖母から空襲の中、子どもの手を引っ張り、燃え盛る街中を逃げたときの恐怖を子どもの時から聞かされて育ちました。
今や人口の8割以上が戦後生まれの世代となり、遺族会の会長のお話にもありましたとおり、年に一度のこのつどいを継続することにより、戦争の悲惨な体験を後世に伝えていかなければならないと実感したところでございます。再び、戦争の惨禍を繰り返すこと無く、真に平和な世界の実現に取り組んで参ります。

さて、本日、定例会に提出させて頂きました案件は、専決案件2件、認定案件2件、予算案件5件、条例案件6件、人事案件2件、その他の案件1件の計18件でございます。あわせて、報告案件9件を送付させていただいております。
なお、会期中に追加議案を提出させて頂きたく、現在、準備をいたしておりますので、あらかじめご了承を賜っておきたいと存じます。
それでは、提案理由のご説明を申し上げます前に、お許しを頂きまして、当面する市政の主な課題等を申し上げさせて頂きたいと存じます。

まず、企画機能の充実に向けた取り組みでございます。
私は、「将来にわたって、住みやすいと実感できる守山」を市民の皆さまのお知恵とお力を得て、ともに創っていくことを、市政運営の基本といたしております。
既に大きな課題でございますが、将来に向けての課題、いわゆる成長分野、具体には、農業、環境、産業(企業誘致)、守山のブランド化、市民参画および文化の6分野における企画機能の充実には、高度な専門知識や経験をお持ちの方々の積極的な市政への参画が重要と認識しており、その制度のあり方につきまして、取りまとめを行ったところでございます。

一つには、各分野の課題を明確にするとともに、行政各部の施策統一を図るための企画立案に向けた提言を行う、有識者6名程度からなる「成長戦略会議」を設けることといたしました。
二つには、この成長戦略会議の指示のもとに、具体の企画立案等を推進する人材として、それぞれの分野ごとに専門知識や経験、人脈等をお持ちの方々を「政策推進マネージャー」として担当部局に配置しようとするものでございます。この政策推進マネージャーには、職員との協力のもとに、企画機能の強化を図り、成果に向けた進行管理を担って頂きたいと考えております。

あわせて、政策推進マネージャーの指導のもと、職員が企画作業等に従事することで職務の中の研修、いわゆる「OJT」を通じまして職員の能力開発に努めて参ります。
なお、政策推進マネージャーの選定にあたりましては、私も参加し、厳選して参りたいと考えております。

守山のまちを良くしたい、熱い思いをお持ちの方々のお力を得て、「住みやすさ」と「活力」を兼ね備えたまちづくりを迅速、かつ戦略的に取り組んで参ります。

次に、「安心の子育て支援」でございます。
まず、幼稚園の3歳児保育につきましては、平成24年度から、全ての幼稚園で実施することに加えまして、幼児の多い地域につきましては、教育環境の整備のためにクラスの増設が必要となりますことから、立入が丘幼稚園および河西幼稚園の増築をお願いするものでございます。幼児教育の重要性に鑑み、何とぞ、ご理解を賜りますようお願い申し上げます。
なお、来年度の入園申し込みが来週から始まりますが、応募状況につきましては、今定例会にてご報告を申し上げる予定でございます。

また、保育園における待機児童につきましては、今年度当初22人でございましたが、8月1日現在、59人に推移しており、この状態は、過去の実績から見ますと、年度の後半は、更に増えていくものと予測されるところであり、今後も引き続き、公私立園が力を合わせまして、保育士の確保など、待機児童の受入れに努めて参ります。

なお、待機児童対策として検討を進めております家庭的保育事業、いわゆる『保育ママ』の事業計画につきましては、今議会にて、検討案をご説明させて頂き、議員各位のご意見を賜ります中で、しっかりとした制度を構築し、着実に推進して参ります。

次に、「元気な『守山っ子』を育てる教育の充実」でございます。
守山小学校・幼稚園改築事業につきましては、第2期工事が、東日本大震災の関係で、資材の調達を危惧しておりましたが、7月末までの工期内に完成することができ、8月12日および13日の新校園舎完成お披露目見学会には、約1,500名の市民の皆さんにお越し頂きました。9月1日の始業式に向けまして、しっかりと準備を整えて参ります。

引き続き、旧校舎の解体、グランド整備工事、さらには、福祉文化交流施設および親水公園整備工事等を予定いたしておりますが、工事期間中の児童、園児の安全確保に万全を期して参ります。
なお、残ります義務教育施設の耐震化につきましては、最優先課題として取り組んで参りますので、ご理解を賜りますようお願い申し上げます。

さて、この夏休み、守山市内の子どもたちは、大きな事故もなく、元気に過ごしているとの報告を受けております。市民プールでは、現在までに約6,500人の子どもたちが利用していると聞いており、子どもたちが夏休みを元気に過ごしていることを喜んでおります。

また、8月18日から平成23年度全国中学校体育大会のうち、サッカー大会が、守山市で開催され、全国32校が参加し、ビッグレイクを中心に試合が行われました。
なお、この体育大会では、守山南中学校男子バスケットボール部がベスト8、陸上の走り幅跳びでは、守山南中の3年生男子生徒が、6m61cmの記録で7位に入賞しました。

また、中学校スクールランチにつきましては、現在、弁当を持参できない生徒のために調査を進めておりますが、他市他県において様々な形態で行われており、本市としては、どのような形態があり得るのか、また、どのような形態が良いのかを含めて検討中でございます。

さらに、通学路の安全対策につきましては、市内小学校におきまして、通学路の安全確保のため、校区内の通学路を学校・PTA・自治会の三者で点検し、この8月に追加報告があった点検結果について、現在、教育委員会で取りまとめているところであります。この結果を踏まえまして、緊急性の高いものから警察や県へ要望するとともに、市として対応すべきものについて、速やかに対策を講じて参ります。
なお、通学路危険箇所の一つである守山小学校区の楓三道勝部町交差点におきまして、児童が焰魔堂方面から小学校正門方面へ向かって横断する際、青信号の時間が短く、児童が長い列となって待つ状態であり、私もその現場に行き、危険な状態であることを確認して参りました。これを受け、守山警察署に要望しましたところ、午前7時から9時までの間、青信号の時間を10秒長くして頂いたところでございます。今後も、通学路の安全対策に鋭意努めて参ります。

次に、お年寄りや障害者が安心して暮らせるまちづくりでございます。
まず、「すこやかまちづくり行動プラン」の推進でございます。
昨年12月に策定いたしましたこの行動プランにつきましては、本市の男女の健康寿命を滋賀県1位にすることを目標に、「健康づくり」「生きがいづくり」「在宅支援」の3つを柱として、着実に各事業を進めているところでございます。
これまで、市民推進会議と庁内推進会議をそれぞれ2回開催し、来年度から実施します「(仮称)すこやかマイレージ制度」と「(仮称)守山市福祉ボランティアポイント制度」の制度設計について議論を重ねて参りました。制度設計の骨格が見えて参りましたので、議員の皆様のご意見を賜りながら取りまとめて参ります。

また、今年も障害のある子ども達が、楽しく、有意義な夏休みとなるよう、今年で、第21回目となります「障害児サマーホリデーサービス事業」を開催いたしました。事業には、約80名の参加があり、プール遊びなど楽しい時を過ごしていただいたと思います。この事業には、毎年、多くのボランティアの支援を頂いており、改めまして感謝を申し上げます。

また、地域医療に関しましては、滋賀県立成人病センター・守山市民病院・守山野洲医師会とで、患者を中心に据えて、病院と診療所が機能分化と連携を図っていく「病病診在宅」の体制整備について議論をしているところでございます。
「病病診在宅」につきましては、来年度からの守山市第5期介護保険事業計画・高齢福祉計画に基づき、地域包括ケアを推進していく上でも欠くことができないものでございます。今後、医療、介護福祉、その他の様々な生活支援サービスが切れ目無く提供され、在宅で生活を続け、最後を看取ることができる体制を構築していくことが必要であると考えています。

また、利用者・家族・医師・介護士等の関係者が利用者に関する医療や介護の情報を共有化し、適切なケアを行うことができるようにするための「在宅療養手帳」を8月から試行的に導入いたしました。2か月間程度の試行期間を経て、評価・見直しを行い、本格導入して参ります。
引き続き、行政と市民とが協働して、プランを推進して参りますので、今後とも、ご理解とご協力をお願い申し上げます。

次に、高齢者の移動手段でございます。高齢化社会が進展する中で、移動手段をお持ちでない高齢者が増加し、通院や買い物などで困られている状況があり、今後、一層深刻な問題となって参ります。この問題を地域で解決していこうと、中洲学区において市民や地域での共助による移動支援の取組みが進められており、8月1日には学区内の自治会により「中洲ふれあい活動の会」を発足頂きました。
この事業は、「わ」で輝く自治会応援報償事業を学区内の自治会が活用しながら、地域のボランティアが地元の高齢者に対して送迎サービス等を行なうことで移動手段を確保し、高齢になっても住み慣れた地域で安心して生活できることを目指そうとするものでございます。私としましては、中洲学区の取り組みが今後市内各地に広がり、高齢者の移動手段の一つとして定着することを期待しているところでございます。

なお、地域交通につきましては、多くの市民のみなさまからお声を頂きます。今年度は、それぞれの地域でどのようなニーズがあるのか、実需をしっかりと把握することとし、このたび、京都大学大学院工学研究科と調査委託契約を締結いたしました。9月から各自治会での調査を予定いたしておりますのでご協力をお願い申し上げます。
調査の結果を踏まえまして、バス事業者に増便の働きかけを行いますとともに、交通空白地につきましては、オンデマンドバス・タクシーなどにより、効率的で使いやすい地域交通の実現に取り組んで参ります。

次に、身近に文化やスポーツに触れられる環境づくりでございます。
まず、「すこやかまちづくり行動プラン」にも位置づけておりますグラウンドゴルフ場の整備でございます。焰魔堂公園がこの秋に供用開始となり、また、地球市民の森における利用に係ります県との協議が整いましたことから、それぞれの学区でグラウンドゴルフを楽しんで頂けることとなります。多くの市民の皆様にご利用頂き、健康の増進と交流の輪が広がることを期待をいたしております。

また、文化面でございますが、伊勢遺跡につきましては、国の史跡指定に向けまして、阿村、伊勢自治会への地元説明を行いますとともに、地権者の方々に対し、史跡指定の同意取得に取り組んできたところでございます。このほど、史跡指定にかかる諸要件を整えることができましたので、7月末に文化庁に対しまして、意見具申(申請)をいたしたところでございます。
なお、9月17日には、『伊勢遺跡の謎を読み解く~邪馬台国前夜の大型建物群~』と題する歴史フォーラムの開催を予定いたしております。伊勢遺跡は、本市の大切な財産であり、市民の皆さんに広くお知らせして参りますとともに、今後の保存活動に取り組んで参ります。

また、去る8月7日、今回で6回目となりますパディフェステイバル(泥んこバレーボール大会)が、市内荒見町で開催されました。当日の企画は、「守山青年活動」が中心になって進め、出場は、市内13チームを含み、26チームで162人の参加となりました。こうした活動を通じて、青年層の輪がさらに広がることで、活気のある、希望に満ち溢れた守山のまちづくりの実現につながるものと確信いたしております。

次に、自然との共生でございます。
環境先端都市を目指します中、まず、赤野井湾の水環境につきましては、8月18日から、県では、市域のハスを機械をにより表層での刈り取りを実施して頂いております。さらに、10月中旬には、機械による根こそぎ除去を試験的に実施して頂く予定でございます。
また、今年も、地元や関係団体の皆様と県・市の協働により、水草の刈取りを計画するなど、赤野井湾の水質改善対策と河川の排水機能の確保に努めて頂いているところでございます。
過日の県への要望におきましては、本市の最重点課題の一つとして、赤野井湾および木浜内湖の環境回復を強く県に訴えて参りました。今後におきましても、モニタリング調査により効果を確認しながら、県と一緒になって、水環境の改善に努めて参ります。

また、守山の特性を活かした自転車で移動しやすいまちづくりにつきましては、昨年度に策定いたしました「守山市自転車道路網計画」の拡充として、今回、自転車の利用促進に係ります計画づくりに取り組むため、多種多様なライフスタイルにおける市民の自転車に対するニーズの把握をしっかりと行って参ります。

次に、コミュニティの活性化でございます。
先月から今月の17日までの間、各学区の地域行政懇話会を開催させて頂きました。懇話会では、多くの議員の皆様にもご出席を賜ります中、市政の報告をさせて頂きますとともに地域の課題をお聞きしたところでございます。各学区の皆さまから頂戴いたしましたご提言、ご意見を踏えます中で、今後のまちづくりにしっかりと取り組んで参ります。

そうした中、多くの学区で課題となっておりました通学路の安全対策をはじめ、かねてより地元要望等を頂いております道路改良、交通安全施設整備ならびに河川改修につきまして、必要な予算措置を講じて参ります。地域の安全・安心の確保を図りますとともに、地域経済の振興に寄与することも期待するものでございます。

地域の皆さまには、地域の子どもやお年寄りの見守り、防犯・防災、環境保全、さらには伝統文化を守り継承頂くなど、コミュニティの活性化に大きな役割を担って頂いております。感謝申し上げますとともに、行政は地域の声をしっかりとお聞きし、寄り添いながら、住みやすさ日本一が実感できるまちづくりを進めて参ります。

次に、防災対策の推進でございます。
本年3月11日に発生しました東日本大震災は、大津波により想像を超える甚大な被害を東北地方中心に与えました。一日も早い復興を願うものでございます。現在、8月21日から8月27日まで、福島県に保健師を派遣し、富岡町の被災者が避難されている三春町で、健康相談など支援をしております。この戦後最大の災害を忘れることなく、不断の防災訓練に鎮魂の思いを持って取り組む必要があると感じているところでございます。

また、先月31日の滋賀県消防操法訓練大会に、今年は守山分団が出場され、2ヶ月にわたる早朝訓練の成果を存分に発揮して頂きました。選手の皆さんの機敏、かつ、一体感のある動きに感銘を受けたところでございます。消防団をはじめ市民の皆様が、安全・安心のまちづくりの実現にご尽力頂いていることに改めて感謝を申し上げます。

さて、明後日の28日に計画をいたしております「守山市地震災害総合訓練」につきましては、湖南4市総合防災訓練と位置付けますとともに、このたびの震災の教訓から体育館に避難所を設置するなど新たなメニューを加え、吉身小学校グラウンドで実施をいたします。残暑厳しい時期ではありますが、議員各位のご参加をよろしくお願い申し上げます。

なお、8月30日~9月5日は防災週間でございます。地震や台風などの災害による被害を最小限にとどめるためにも、自らお住まいの耐震化、家具の転倒防止など、先ずは自分の命を守るための備えを頂き、また、日頃からご近所の絆を深めるとともに、隣組単位、さらに地域での防災訓練の実践に努めて頂きますようお願い申し上げます。

行政といたしましては、地域の活動を支援するためにも、防災備品の購入など自治会防災施設・設備費等補助金を増額補正いたしますとともに、今年中には自然災害情報や不審者情報などメールによる総合情報配信システムを開始する予定をいたしております。
さらに、災害時における要援護者の避難支援を推進するため、関係課で保有している情報を一元化する台帳システムの整備に向けて準備を進めているところでございます。

また、お住まいの耐震化をより一層進めて頂くため、今年4月に「耐震改修・住宅エコリフォーム工事促進助成金制度」を創設し、従来の制度の上乗せ助成をしておりますが、現時点で16件のリフォーム工事を行って頂いており、さらに、約70件の相談を受けております。この制度を十分にご活用頂き、各家庭の非常時の備えをしっかりと進めて頂きますようお願い申し上げます。

なお、本市の地域防災計画は、特に、原子力編につきまして、県計画の改定の情報を得た上で、見直しに着手して参りますが、とりわけ、本市において危惧されます液状化についての再考を早急に行うべく、所要の経費の補正をお願いいたしております。その結果につきましては、目下、作業を進めております「内水ハザードマップ」とあわせて、「防災マップ」として市民の皆様にお知らせして参ります。

最後に、防災相互応援協定につきましては、現在、湖南4市において災害応援協定を締結しておりますが、このたびの大震災のように被害が広範囲に及びますと、それぞれが被災地となり、支援を求めることが難しくなって参ります。 
このことから、現在、新都市連絡協議会の友好都市である登別市や福生市をはじめ、今回の被災地支援で関係のできました遠野市や大槌町など、全国で本市にご縁のある都市と広域による相互応援協定を結ぶことの必要性を感じたところでございます。北は北海道から南は九州までをいくつかのブロックに区分するなか、広域による相互応援ネットワークの検討を進めて参りたいと考えております。

次に、交通安全対策でございます。
本市における7月末の交通事故発生件数は262件、負傷者は325人で、前年度とほぼ同数であり、依然として多い状況にございます。
こうしたことから、高齢者や子どもたちを交通事故から守るという強い信念のもと、地域等からのご要望を踏まえます中、交通安全対策にしっかりと取り組んで参ります。

さらに、第9次守山市交通安全計画につきましては、交通安全対策会議に高齢者や子ども会、地域の関係者の皆様に委員としてお入りいただき、しっかりご意見を伺う中、計画案を取りまとめたところでございます。市民だれもが願う「安全で安心に暮らせる住みよい守山市」の実現、人命尊重の理念と人優先の交通安全思想に基づき、『交通死亡事故ゼロの守山市』を目指して参ります。

次に、新しい都市像の創造についてでございます。
今年の夏まつりも多くのご家族やお友達連れで楽しんで頂いたことと思います。今年は、姉妹都市公州市の公演や「もりやま卑弥呼コンテスト」など多くの催しが繰り広げられ、昨年より多い47,000人の人出となりました。また、多くの自治会では、納涼祭や夏祭りが開催されております。これらは、地元商店街や自治会の皆様の手づくりによるもので、守山市の誇りであり、役員はじめ関係する皆様に感謝するところでございます。今後におきましても、市民主導のまつりが継続され、まちの賑わいや市民の交流が広がりますことを期待するものでございます。

まず、中心市街地活性化事業でございます。守山小学校・幼稚園の合築と福祉文化交流施設の整備にあわせまして、来年6月の完成を目指し、親水公園の整備を進めて参ります。中心市街地に不足している「緑のオープンスペース」の確保と、市街地を流れる吉川川との一体整備により、川への親しみを深めるとともに、多世代の交流を育み、賑わい創出の場となることを期待するものでございます。
なお、福祉文化交流施設につきましては、本日、建築工事の入札の予定であり、結果におきまして、契約議決の追加提案を予定いたしておりますので、ご理解を賜りますようお願い申し上げます。
また、「守山市歴史文化まちづくり館」につきましては、さる8月11日に開催されました「指定管理者候補選定委員会」において、“株式会社みらいもりやま21”を指定管理者の候補者として選定して頂きました。施設の目的であります、地域の歴史文化の情報発信、新たな文化の創造ならびに交流の促進について、しっかりと取り組んで参ります。さらに、歴史文化拠点施設として、周辺施設との連携ならびにこれを契機としたまちづくりの更なる展開を期待するものでございます。

また、焰魔堂公園につきましては、平成17年度より用地買収に着手して以来、多くの地権者の方々や周辺自治会、住民の皆様の深いご理解ご協力のもと、議会のご支援をいただくなかで整備を進めて参りました。現在 建築および造成工事が完成し、いよいよ芝生や樹木の植栽工事の完了を待つばかりでございます。今秋の11月12日には公園の完成を祝うオープニングセレモニーを計画しております。供用開始後には憩いの場、子どもの遊び場、高齢者の交流の場として地域住民の福祉向上に貢献するとともに、地域住民の安全を確保する防災公園として多くの市民に利用していただけるものと考えております。なお、愛称につきましては、107人の方から139件の応募がありました。本日、愛称選定委員会を開催いたしまして、近日中には愛称を決定させていただきます。

最後に、地元企業の成長促進でございます。
国内の工場立地の動向につきましては、長期的には人口減少、短期的には景気低迷や円高の進行により、国内市場が縮小する中、需要増が見込める海外への生産拠点の移転や、このたびの大震災とエネルギー事情などからリスクの分散も踏まえ、大きな流れといたしましては、国内生産拠点の統廃合の動きが見られます。さらに、本市では、昭和30年から40年代に進出された企業が、施設の更新や耐震化を検討する時期を迎えています。

こうした状況にあって、引き続き市内での事業展開を支援するため、市内企業の市内移設や建替えに対し、企業立地促進条例において、奨励措置を講じるべく、当該条例を改正して参ります。このことにより、雇用の維持、生活の安定の確保を図りますとともに、将来における財政基盤の堅持に努めて参ります。

また、国内での立地が見込めるバイオ、医療、環境等の成長分野といわれる企業の新規誘致につきましても、工場立地計画の動きを早期に掴(つか)んでいる金融機関や県の窓口である企業誘致推進室を訪問するなど、情報の収集と誘致活動に取り組んでおります。今後におきましても、精力的に取り組んで参ります。

それでは、本日提出をいたしました案件について、提案理由をご説明申し上げます。
先ず、認定第1号の平成22年度守山市水道事業会計の決算につきましては、昨年度に引き続き、水道料金の基本額の減免措置を上半期まで実施して参りましたことから、給水収益が減少し、316万円余の当年度純利益となりました。
今後におきましても、水道事業を取り巻く環境は、ますます厳しくなるものと予想されますことから、経営計画に基づき、なお一層の業務の効率化と経費の削減を図り、さらなる健全経営に努めて参ります。

次に、認定第2号の平成22年度守山市病院事業会計の決算につきましては、診療体制や看護体制の強化および施設整備に努め、病床稼働率が上昇するなど患者数はやや持ち直してはいるものの予想以上の看護師の退職があり、1億6,400万円の退職金を支払ったことなどにより、当年度純損失は2億3,800万円余となりました。
病院を取り巻く医療環境は、今後も厳しい状況が続きますが、改革プランに基づき、病院経営の健全化に向け、職員と一丸となって取り組んで参りますので、ご理解を賜りますようお願い申し上げます。

以上、簡単ではございますが認定案件の説明といたします。後ほど各担当部長が補足説明を申し上げますのでよろしくお願い申し上げます。
なお、水道ならびに病院の企業会計の決算につきましては、監査委員からご意見を賜っておりますので、その意見を十分尊重させていただき、今後の経営に対処して参ります。何とぞ十分なるご審議を賜り、認定を賜りますようよろしくお願い申し上げます。

次に、議第27号および議第28号は、地方自治法の規定に基づき専決処分といたしたものでございます。地方税法等の一部改正に伴いまして、早急に条例改正が必要となりましたので、守山市税条例および守山市都市計画税条例の一部改正を行ったものでございます。いずれも、6月30日に専決処分いたしております。

次に、議第29号から議第33号までは、予算案件でございます。
まず、議第29号 平成23年度守山市一般会計補正予算(第3号)でございます。歳入歳出にそれぞれ3億4,361万3千円を追加し、総額235億8,266万7千円とするものでございます。その主なものについてご説明を申し上げます。

まず、総務費でございますが、先の東日本大震災での被害状況から、市庁舎の重要性に鑑み、『耐震等を含めた庁舎のあり方』を検討すべく、その支援業務に要する経費を計上したものでございます。
また、先ほど申し上げましたとおり、6つの成長分野の政策課題について迅速かつ戦略的に対応するため、企画機能の充実を図ることとし、成長戦略会議の委員の報償費ならびに政策推進マネージャーの報酬および旅費等を計上したものでございます。
最後に、警察からJR守山駅エスカレータ付近において女性を狙った盗撮などの犯罪が多発しているとの情報を受け、市民の安全・安心を図るため、防犯カメラを設置するものでございます。

次に、民生費でございますが、障害者自立支援法の改正によりまして、グループホーム・ケアホームの利用者に対する新たな助成制度が創設されましたことから、所要額を計上しております。
また、県の介護施設等スプリンクラー等整備補助金を受け、小規模福祉施設の消防用設備の設置について補助するものでございます。

次に、農業費でございます。近年の集落機能の低下によりまして、水路、農道などの保全管理が困難になってきております。今般、農地・水・環境保全向上対策が見直され、従来の共同活動への支援に加え、農地周辺の水路・農道などの長寿命化への取組みに対する支援策が追加されました。木浜、大曲地区での取組みが採択されましたことから、市負担分を支援していくものでございます。

次に、土木費でございますが、通学路の安全対策ならびに自治会要望に係ります道路改良・河川改修について、緊急性・危険性などから所要の経費を計上いたしております。
また、先に申し上げましたとおり、中心市街地活性化基本計画に基づく親水公園の整備工事費ならびに「歴史文化まちづくり館」の指定管理料を補正するものでございます。

最後に、教育費でございますが、幼稚園の3歳児保育を推進すべく、立入が丘幼稚園に保育室2室および河西幼稚園に保育室1室を増築するとともに地球市民の森での速野学区におけるグラウンドゴルフ場の管理資機材等の購入経費を計上したものでございます。

次に、議第30号 平成23年度守山市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)は、今般、今年度の後期高齢者支援金および前期高齢者納付金ならびに昨年度の国庫負担金等が確定したことにより、支払額、返還金等が当初の見込を上回る結果となりましたので、その不足額を計上するものでございます。

次に、議第31号 平成23年度守山市水道事業会計補正予算(第1号)は、今般、新守山川河川改修工事に伴いまして、県との協議をする中で、新たに金森地先における水道移設工事が必要となりましたことから、工事請負費を計上するものでございます。

次に、議第32号 平成23年度守山市下水道事業特別会計補正予算(第1号)は、県道草津守山線の播磨田町地先における区域区分の変更に伴いまして、当該区域に係ります下水道事業計画の変更認可を受けるべく、認可変更設計の委託費を計上するものでございます。

最後に、議第33号でございます。平成23年度守山市介護保険特別会計補正予算(第1号)は、前年度実績に基づき、介護給付費および地域支援事業に係る国・県等への負担金を返還するとともに、高額医療合算介護サービス費の所要額を計上するものでございます。

続いて、議第34号から議第39号までにつきましては、条例案件でございます。
まず、議第34号は、スポーツ振興法が改正されたことに伴い、字句修正および法律の引用条項の整備等を行おうとするものでございます。

次に、議第35号は、障害者自立支援法の改正に伴い、法律の引用条項の整備を行おうとするものでございます。

次に、議第36号は、行政委員会の報酬等につきまして社会経済情勢を勘案しながら客観的に判断していただくことが望ましいこと、また支給方法について全国的にも見直しが進められていることから、特別職報酬等審議会の所掌事項に行政委員会委員の報酬に関すること、あわせまして教育長の給料の額を加えようとするものでございます。

次に、議第37号は、地方税法等の一部改正に伴い、市税の不申告等に関する過料の引き上げ、寄付金税額控除の適用下限額の引き下げなど所要の改正を行おうとするものでございます。

次に、議第38号は、市営住宅久保団地駐車場整備工事に伴い、共同施設として新たに整備する駐車場の設置場所について必要な事項を定めるものでございます。

最後に、議第39号でございますが、先ほど申し上げましたとおり、既存市内企業の支援の充実を図るため、市内における既存事業所の移設および建替え等に対しても、奨励金の対象とすべく、必要な改正を行うものでございます。

次に、議第40号および議第41号につきましては、人事案件でございまして、守山市固定資産評価審査委員会委員の選任について、地方税法の規定に基づき、同意を求めるものでございます。

議第40号は、現在、北村(きたむら) 善之(よしゆき)委員の任期がこの9月末日をもって満了となりますことから、再任の同意をお願いするものでございます。

また、議第41号は、現在、若宮(わかみや) 洋子(ようこ)委員の任期がこの9月末日をもって満了となりますことから、その後任として小森(こもり) 淑子(よしこ)さんをお願いするものでございます。
小森さんは、宅地建物取引主任者および行政書士としてご活躍され、また、不動産業務に精通され、地域においても信望の厚い人格者であり、適任であると存じますことから、選任の同意をお願いするものでございます。

最後に、その他案件でございます。
議第42号は、守山市歴史文化まちづくり館の指定管理者として株式会社みらいもりやま21 代表取締役 清原(きよはら) 健(たけし)を指定することについて、地方自治法の規定に基づき議決を求めるものでございます。
以上、提案理由の説明とさせていただきます。

引き続き、報告案件の概要を申し上げたいと存じます。
まず、報告第7号でございます。地方公共団体の財政の健全化に関する法律に基づき、平成22年度の健全化判断比率等をご報告するものでございます。

次に、報告第8号から報告第10号までについては、守山市土地開発公社、財団法人守山野洲市民交流プラザおよび財団法人守山市文化体育振興事業団のそれぞれの平成22年度の決算報告でございます。

次に、報告第11号は、水道料金および公共下水道使用料の未払い者に対し、支払いを求める訴えの提起について、地方自治法の規定に基づき、専決処分を行いましたのでご報告申し上げるものでございます。

次に、報告第12号は、市営住宅の使用料の未払い者に対し、支払いを求める訴えの提起について、地方自治法の規定に基づき、専決処分を行いましたのでご報告申し上げるものでございます。

最後に、報告第13号から報告第15号までについては、物損事故に係ります和解および損害賠償額の決定に基づき、委任専決をいたしましたので、地方自治法の規定に基づき報告するものでございます。
以上、何とぞ十分な御審議をいただきまして、しかるべく御賛同を賜りますようによろしくお願いを申し上げます。
ありがとうございました。

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