「食品ロス」の削減にご協力ください!(家庭向け)

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ページ番号1001684  更新日 令和6年1月19日

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もったいない!食べられるのに捨てられる「食品ロス」とは?

「食品ロス」とは、「まだ食べられるのに廃棄される食品」のことを言います。環境省および農林水産省が公表している食品ロス量(令和3年度推計値)によると、日本では家庭系と事業系を合わせて年間約523万トンもの食品が排出され、このうち家庭から発生する家庭系食品ロス量は244万トンとなります。なんと国民一人当たり、お茶碗1杯分程度を毎日食べずに捨てている計算になります。

また、令和3年度に実施した守山市の焼却ごみの調査では、守山市の家庭から排出された食品廃棄物のうち、約3割が食品ロスであることがわかりました。この結果の食品ロスが全てお米であると仮定すると、市民一人当たり、おにぎり半分ぐらいの量となる約46グラムの食品ロスを毎日出してしまっていることになります。

食品ロスの削減は、食べ物を大切にし、毎日の習慣を見直すことから取り組めます。以下の家庭でできることをご覧いただき、食品ロスの削減にご協力ください。

家庭でできる食品ロスの削減方法

お家で食事をする時の食品ロス削減ポイント

買い物の前に冷蔵庫の中をチェックしよう

野菜や生ものなどの買いすぎは、使いきれず食材を傷めてしまい、食品ロス発生の原因となってしまいます。必要なものを事前にメモをして、必要な分だけ買うように心がけましょう。

イラスト:冷蔵庫の中をチェックしている様子

食材は使いきり、料理は残さず食べましょう

食材の使い残しをできるだけなくし、余った野菜の皮なども利用できるレシピを活用してみましょう。また、料理は食べられる量だけを作り、残さないようにしましょう。もしも食べきれなかった場合は、冷凍保存をし早めに食べたり、別の料理にアレンジをしたりしておいしくいただきましょう。

食品ロス削減レシピは次のリンクをチェック

「賞味期限」と「消費期限」の違いを理解しましょう

「賞味期限」はおいしく食べられる期限

「消費期限」は食べても安全な期限

「消費しなければいけない」消費期限とは違って、賞味期限は「おいしさの目安」となります。賞味期限がきたからといってすぐに廃棄するのではなく、食べられるのかどうかを判断することも大切です。

また、買い物の時には、後方にある賞味期限の長い商品を買っていませんか?もし、すぐに食べるつもりのものなら、期限が短いものを購入することにより、期限切れでお店が廃棄する商品を減らすことができます。さらには、賞味期限や消費期限がせまった商品に貼られる「値引きシール」のついた商品を買うことでも、廃棄する商品の削減に貢献することができ、経済的にもお得になります。買い物の方法を工夫することでも食品ロスを削減できます。

グラフ:賞味期限と消費期限の違い
図1:賞味期限と消費期限の違い

外食をする時の食品ロス削減ポイント

注文した料理は残さず食べましょう

飲食店では、自分の食べられない食材が入っていたり、量が多かったりすることが原因となり食品ロスが発生しています。食べられない食材が入っていないかや、量が多すぎないかなどを注文時に聞いてみましょう。その際、自分の食べられない食材を抜いてもらったり、量を少なくしてもらったりなどのお願いをしてみることで、食べ残し削減への貢献ができます。

イラスト:飲食店では量を調整して注文

宴会等では自席で料理を楽しむ時間を設けましょう

農林水産省が平成27年度に実施した「食品ロス統計調査・外食調査」によると、宴会・結婚披露宴を営む事業所における「食品使用量・提供量」中の食べ残しの割合は、宴会は14.2%であり結婚披露宴は12.2%でした。このような宴会等で発生する食べ残しを減らすため、自席で料理を楽しむ時間を設けましょう。自席で料理を楽しむ取り組みとして、「30・10(さんまる・いちまる)運動」が全国的に広がりをみせています。

「30・10(さんまる・いちまる)運動」とは?

「30・10(さんまる・いちまる)運動」とは、「乾杯後30分は席を立たず料理を楽しみ、お開き前10分は自分の席に戻って再度料理を楽しむ」というものです。楽しい宴会が終わって帰ろうとしたとき、見渡すせばたくさんのお料理が残ってしまている光景を目にしたことはありませんか?このようなもったいない食べ残しをなくすため、この運動を実践し、宴会時の食べ残し削減に貢献しましょう。

このページに関するお問い合わせ

守山市 環境生活部 ごみ減量推進課 ごみ減量推進係
〒524-8585 滋賀県守山市環境学習宣言都市宣言記念公園1番地1
電話番号:077-584-4692 ファクス番号:077-584-4818
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。