鳥インフルエンザの人へ感染について

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ページ番号1009033  更新日 令和5年12月27日

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鳥インフルエンザについて

鳥インフルエンザは、A型インフルエンザウイルスが引き起こす鳥の病気です。鳥に感染するA型インフルエンザウイルスをまとめて鳥インフルエンザウイルスといいます。

家畜伝染病予防法では、鳥インフルエンザを家きん(ニワトリ、七面鳥等)に対する病原性やウイルスの型によって、「高病原性鳥インフルエンザ」、「低病原性鳥インフルエンザ」などに区別しており、中でも高病原性鳥インフルエンザが発生すると、家きんの多くが死んでしまいます。

人への感染について

鳥インフルエンザウイルスは、通常、人に感染することはありません(日本において発症した人は確認されていません)

鳥インフルエンザウイルスは、通常、人に感染することはありませんが、鳥インフルエンザにかかった鳥の羽や粉末状になったフンを吸い込んだり、その鳥のフンや内臓に触れてウイルスに汚染された手から鼻へウイルスが入るなど、人の体内に大量のウイルスが入ってしまった場合に、ごくまれに感染することが報告されています。

なお、海外では、人から人へ感染したことが疑われる事例が報告されています。これは、患者の世話をした家族が感染するなど、ある程度の期間、密接に患者と接触したことによる感染と考えられています。

日本では、この病気にかかったニワトリの処分や施設等の消毒などを徹底的に行っているので、通常の生活では病気の鳥と接触したり、フンを吸い込んだりするようなことはほとんどありません。そのため、人が鳥インフルエンザにかかる可能性はきわめて低いと考えられます。

ただし、鳥インフルエンザが発生した現場を見に行ったりするのはやめましょう。病気の鳥と接触したり、フンを吸い込んだりする機会をみずから作ることになります。さらに、知らず知らずのうちに鳥インフルエンザウイルスを発生現場からほかの場所へ持ち運び、感染を広げてしまうおそれもあります。

もしも鳥インフルエンザに感染している鳥、感染が疑われる鳥と接触した後に、突然の高熱や咳、全身のだるさ、筋肉痛などインフルエンザを疑う症状が現れたら、かかりつけ医やお近くの病院に事前に電話をし、受診方法を確認してから診てもらいましょう。

鶏肉や鶏卵を食べることによって人に感染したという事例の報告はありません

我が国ではこれまで、家きん肉や家きん卵を食べて、鳥インフルエンザウイルスに感染した例は報告されていません。

なお、鳥インフルエンザウイルスは過熱すれば感染性がなくなります。万一食品中にウイルスがあったとしても食品を十分に加熱して食べれば、感染の心配はありません。加熱するときは、食品全体が70℃以上になるようにしましょう。家きん肉の場合は、ピンク色の部分がなくなるまで加熱するとよいでしょう。

・家きん卵は、国内では、生で食べることを考えて生産されていますが、不安な方や体調の悪い方は、加熱することをおすすめします。

・家きん肉は十分加熱して食べてください。未加熱または加熱不十分なままで食べることは、食中毒を予防する観点からもおすすめできません。

関連リンク

市ホームページ

厚生労働省ホームページ

農林水産省ホームページ

内閣府 食品安全委員会ホームページ

このページに関するお問い合わせ

守山市 健康福祉部 すこやか生活課 感染症対策係
〒524-8585 滋賀県守山市吉身二丁目5番22号
電話番号:077-598-5711 ファクス番号:077-582-1138
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。