3)ブルーモスク

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ページ番号1002864  更新日 令和5年7月26日

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メルハバ(トルコ語で“こんにちは”)
東京2020オリンピック・パラリンピックに向けて、守山市がホストタウンとなっている「トルコ共和国」や「パラスポーツ」の魅力などをご紹介します。

今回のテーマは、大都市「イスタンブール」の魅力です。このテーマは非常に幅広いので、まずはイスタンブールにある世界遺産から紹介していきます。

イスタンブールには、世界遺産に登録されている「スルタンアフメト・モスク」と「アヤソフィア」の2つの有名なモスク(イスラム教の礼拝堂)があります。ブルーモスクとも呼ばれるスルタンアフメト・モスクは、オスマン帝国の第14代スルタンアフメト1世によって、1609年から1616年まで7年間かけて建造されました。ブルーモスクと呼ばれる理由は、モスクの内部装飾に使用されている青い「イスミックタイル」(およそ2万枚)がとても綺麗で、そのブルータイルを見たヨーロッパ人が「ブルーモスク」と呼んだからです。

ブルーモスクの周囲に立つ塔(ミナレット)は、全部で6本あります。このミナレットの上からは、礼拝を呼びかけるアザーン(1日5回、朝5時~夜10時頃)が流されますが、ミナレットはイスラームの権威のシンボルとなっています。当時、6本のミナレットが許されるのは、聖地メッカ(イスラム教最大の聖地)だけでしたが、ブルーモスクにも6本のミナレットが存在する理由については、次のような伝説が残っています。スルタンアフメト1世は、建築家にゴールド(金色)のトルコ語であるAltın(アルトュン)のモスクを建造するように命令しました。しかし、建築家が6のトルコ語であるAltı(アルトュ)と聞き間違え、6本のミナレットを作りました。困ったスルタンアフメト1世は聖地メッカに新しいミナレットを1本寄付し、メッカの権威を守りました。ちなみに現在、メッカには9本のミナレットがあります。

このモスクが建造されたのは、およそ400年前の1616年ですが、今でも礼拝することができます。礼拝の時間以外は、観光客も入場できます。入場料は無料ですが、寄付は歓迎されます。モスクには露出の多い服で入場することはできません。そのため、ブルーモスクの入り口で、スカーフやスカート、カーディガン等を借りることができます。女性は、長いスカートを履き、スカーフを頭に被ります。男性は、膝上の短パンがダメなので、長いズボンが必須です。

もしイスタンブールに行く機会があれば、是非行ってみてください。

次回は、イスタンブールの世界遺産(その2)「アヤソフィア」について紹介します。

守山市は、東京2020オリンピック・パラリンピックのホストタウンとして、トルコ共和国を応援しています! 皆様も、ぜひとも一緒にトルコを応援してください!!

写真:スルタンアフメト・モスク1

写真:スルタンアフメト・モスク2


写真:スルタンアフメト・モスク3

写真:スルタンアフメト・モスク4

このページに関するお問い合わせ

守山市 総合政策部 スポーツ振興課 スポーツ振興係
〒524-8585 滋賀県守山市吉身二丁目5番22号
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