令和3年度予算編成方針
本市では、このほど令和3年度の予算編成方針を定めました。
本市の財政は、新型コロナウイルス感染症(以下「感染症」という。)の影響により例年以上に厳しい状況が見込まれますが、ウィズコロナ時代に不可欠なデジタル化などの「新たな日常」へのニーズに対応すべく、ICT活用による業務効率化などにより、さらなる市民サービス向上に取り組むとともに、「豊かな田園都市」を目指した基盤づくりを行うため、次の予算編成方針のもと、全職員が一丸となって、1つの最重点施策と4つの重点施策の推進に向けた予算を編成することとしています。
編成方針
ウィズコロナ時代における「新たな日常」への対応と豊かな田園都市を目指した「基盤づくり」
最重点施策
新環境施設の円滑な稼働・運営
重点施策
安心な子育て環境・教育の充実と次世代育成の推進
- 待機児童対策の強化、保育士等の確保と定着化
- こどもの育ち連携の推進
- 学力の充実、たくましく生き抜く児童・生徒の育成
- 自校方式を活かした地産地消の小中学校給食実施への取り組み
等
高齢者・障害者等が安心して生活できる環境の充実
- 世代や属性を超えた包括的支援体制の構築
- 感染症下での健康づくり・予防策の推進
- 感染症下における福祉人材の確保・定着化の推進
- 医療・介護分野におけるデータ利活用やオンライン化の推進
等
「豊かな田園都市」を目指したまちづくり
- 市制施行50周年記念事業の開催
- 市内産業における資金や雇用確保、起業・創業などの活性化に向けた支援
- 感染症下における自治会・NPO・ボランティア活動などの地域活性化への支援
- 環境学習都市に向けた取り組み
- 通学路等安全対策の推進
等
「新たな日常」に向けた持続可能なまちづくりと信頼される市政運営
- 感染症の拡大防止対策
- 新庁舎整備の推進と次世代行政サービスの実現
- 職員の資質・能力の向上、スクラップアンドビルトによる働き方改革の推進
等
今後の財政見通しと予算編成方法
直近の経済動向や国の中期財政計画等を踏まえ、新たに試算した推計では、感染症の影響による歳入の減少により今後3年間において約48億円の財源不足が見込まれます。このことから、できる限り国や県などの補助金を活用し市負担の低減を図ることはもちろん、すべての事業を再度検証し、類似業務の統廃合や事業のスクラップ、事務の効率化・徹底したスリム化を行うことが重要であり、「選択と集中」の理念のもと、これまで以上に事業の重点化を図り、最小の経費で最大の効果を生み出せる予算としていく必要があります。そのため、昨年度と同様にすべて「一件査定方式」により、個々の経費について一から検証し編成します。
また、各部局が要求する令和3年度の予算要求の一般財源総額は、令和2年度当初予算一般財源総額(正規職員給与費、扶助費を除く)の90%を上限とします。ただし、感染症対策への対応分については別枠として位置づけ、予算編成の協議を行います。
今後は、来年2月中旬までに予算案を取りまとめ、2月下旬に開催が予定される市議会に提出します。
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