JR守山駅西口での社会実験結果と今後の方向性
JR守山駅西口ロータリーの渋滞対策を目的として令和6年11月18日から約1か月間、中央横断歩道(緑地公園側)(以下、「横断歩道」という)を一時的に撤去し、渋滞対策としての効果や安全性などを検証する社会実験を実施しました。
その調査結果をお知らせするとともに、渋滞緩和に向けた今後の方策についてもお知らせします。
社会実験の結果について
社会実験の概要
- 実施目的
- 横断歩道の一時的な撤去を行い、渋滞対策としての効果や安全性を検証するもの
- 実施期間
- 令和6年11月18日~12月16日
調査結果
調査結果の詳細は、以下の「社会実験結果資料」に掲載しています。
ポイント1【歩行者通行量(1)】
迂回により、セルバ守山前、cocotto MORIYAMA前の歩行者通行量が増加
歩行者同士は安全にすれ違いができていた。
ポイント2【歩行者通行量(2)/信号待ち歩行者数】
- カツミデンキー緑地間の歩行者通行量が減少
- カツミデンキ前の信号待ち歩行者が減少
- 西友―cocotto MORIYAMA間の歩行者通行量が増加
- cocotto MORIYAMA前の信号待ち歩行者が増加
- 歩行者同士は安全にすれ違いができていた。
- 信号待ち歩行者は1度の青信号で渡り切れていた。
- 左折車両は1度の青信号で左折ができていた。
ポイント3【横断歩道付近の車両通行状況】
バスやタクシーなどが、横断歩道歩行者を待つ回数・時間が減少
- バスなどが横断歩道付近をスムーズに通行できていた。
- 後続車が詰まりにくくなり、駅前交差点にまで及んでいた渋滞の緩和が見られた。
今後の方向性
- 従来の横断歩道利用者にとっては経路の変更が必要となったものの、迂回先での安全性に問題がなく(ポイント1・2)、一定の渋滞緩和効果が確認できた(ポイント3)ことから 、横断歩道を恒常的に撤去する方向で進めていきます。
- 横断歩道付近における安全性確保については、横断防止柵の設置などを検討します。
JR守山駅西口ロータリーの渋滞緩和に向けた今後の取り組みについて
渋滞緩和に向けては、一定の効果が見込める横断歩道の撤去を含めて、4つの方策について具体的な検討を行い、できるだけ早期に着手できるよう進めていきます。
- 方策1
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中央横断歩道(緑地公園側)を撤去
- 方策2
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緑地公園の一部を活用し乗降場を整備
- 方策3
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- 市営駐車場内のレイアウトを変更
- 駐車場出口を新たに整備し場内を一方通行化
- 方策4
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- 乗降場案内看板および路面上誘導矢印を整備
- 乗降場に区画線を整備
※今後の状況により、内容に変更が生じる場合があります。
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このページに関するお問い合わせ
守山市 都市経済部 都市計画・交通政策課 都市企画・交通係
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