令和6年守山市議会9月定例月会議提案理由
皆様、おはようございます。
議員各位におかれましては、公私ともご多用の中、ご健勝にてご参会を賜り、本日(令和6年9月4日)ここに、令和6年守山市議会9月定例月会議が滞りなく開会の運びに至りましたことに対し、厚く御礼を申し上げます。
さて、本日、定例月会議に提出させて頂きました案件は、認定案件9件、予算案件4件、条例案件5件、人事案件1件、諮問案件3件の計22件とともに、 報告案件4件でございます。
それでは、提案理由の説明に先立ちまして、この場をお借りして、諸般の報告を申し上げます。
諸般の報告ならびに当面する諸課題等
わた SHIGA 輝く国スポ・障スポ 2025
今年(令和6年9月)の夏は、パリ・オリンピックで大いに盛り上がりました。日本選手団は、海外大会では史上最多の金メダル 20 個を獲得し、メダルランキング世界3位になるなど、我々に夢と感動を与えてくれました。
また、8月28日から開幕されていますパラリンピックでは、本市からも、南井瑛翔(あきと)選手が競泳4種目に出場されます。昨日(令和6年9月3日)の100mバタフライの種目では、見事、予選を突破され、真夜中に行われた決勝では、6位という輝かしい成績を収められました。
南井選手の健闘を讃えますとともに、明後日(令和6年9月6日)の100m背泳ぎ、明々後日(令和6年9月7日)の200m個人メドレーでの更なるご活躍を期待しております。
オリンピック・パラリンピックの興奮冷めやらぬ中、「わた SHIGA 輝く国スポ・障スポ2025」の開催がいよいよ来年(令和7年)に迫り、国スポまであと389日、障スポ開催まで416日となりました。
今月(令和6年9月)14日のソフトボールを皮切りに、バレーボール、サッカー、軟式野球の4競技のリハーサル大会を2ヶ月にわたり、市内各会場において開催します。本大会を想定する中、多くの皆様にご来場いただき、課題の抽出等、来年の大会運営に活かしてまいります。
また、本日(令和6年9月4日)の定例会初日、「スポーツ推進PR用ポロシャツ」の一斉着用に関し、多くの議員の皆様にご賛同いただき厚くお礼申し上げますとともに、我々職員におきましても、毎週木曜日を一斉着用日とする中、本大会の一層の機運醸成を図ってまいります。
この、たい肥化可能な環境にやさしいいポロシャツを通じて、「サステナブル」な大会運営を広くPRするとともに、市民の皆様に継続的にスポーツへの関心を高めてまいります。
総合防災訓練・県消防操法訓練大会結果
次に、8月8日、日向灘を震源とする地震が発生し、気象庁から「南海トラフ地震臨時情報」が発表されました。このことを受け、市民の皆様には、地震への備えと発生時の速やかな避難について注意喚起を行ったところです。
そのような中、8月25日には明富中学校をメイン会場として速野学区の皆様と共に「地震災害総合訓練」を実施し、「避難所開設・運用訓練」や「がれき等の重量物排除訓練」のほか、関係機関と連携したライフライン復旧等の訓練を行いました。
今後、大規模地震の発生が危惧されています。行政と地域、関係機関が一体となって被害軽減と復旧に向け相互に連携することが必要であり、今回の総合訓練を通じて、改めて地域防災力の重要性を認識したところです。引き続き、予測のできない災害に迅速かつ的確に対応できるよう、万全の準備を進めてまいります。
また、猛暑の中、7月28日に開催されました第59回滋賀県消防操法訓練大会ポンプ車の部において、本市消防団代表の河西分団の皆様が約2か月間、厳しい早朝訓練を実施され、見事3位入賞を果たされました。
消防団の皆様におかれましては、日頃から精力的に各種訓練に取り組むとともに、火災や災害が起これば、現場にいち早く駆けつけ、被害を最小限に食い止めるべく、消火・防災活動にご尽力いただいています。このことに対しまして、改めて深く感謝を申し上げます。
もりやま夏まつり
次に、7月27日には、守山で「いちばんアツい夜」、「2024 もりやま夏まつり」が盛大に開催されました。会場には、およそ170もの模擬店が駅西口ロータリーから泉町まで並び、昨年度(令和5年度)と同程度となる約8万人が来場され、大変な賑わいとなりました。
今年は昨年(令和5年)の反省を生かし、実行委員会の早期立ち上げとともに、会場エリアの範囲やイベント内容の見直し、さらには警備員・スタッフの増員や人流整理等の警察協議など、万全の準備と安全対策を徹底する中で開催をいただきました。
また、立命館の学生や地域企業等のボランティアによるゴミ拾いや、出店者による翌朝清掃など多くの方々の参画により、「もりやま夏まつり」が作り上げられたことは大変喜ばしい限りであり、実行委員会の皆様をはじめ、協賛いただきました企業・事業所、また、関係者の皆様に心より感謝を申し上げます。
今夏の小中学生の活躍
次に、この夏、子ども達がスポーツや文化の分野で大変活躍してくれました。
小学生では、個人で空手の選手が、団体ではバドミントンの「FANATIC(ファナティック)」、守山剣友会、物部少年野球団が全国大会に出場されました。また中学生では、個人で空手と弓道、サイクルフィギュアの選手が、団体では、剣道の守山錬心館が全国大会に出場されました。
特にバドミントン「FANATIC(ファナティック)」に所属する河西小6年の南田梨里衣(みなみだ りりい)選手と河西小3年の南田紗希(みなみだ さき)選手は、第40回記念若葉カップ全国小学生バドミントン大会女子団体の部で、見事、準優勝を果たされまし た。
また、8月に開催されました全国中学校体育大会には、県大会、近畿大会を勝ち上がった体操・ソフトボール・柔道・陸上・水泳の選手が出場しました。守山南中学校では、体操男子個人が6位、守山中学校では陸上男子個人が2位と5位という素晴らしい結果を残されたところです。
また、吹奏楽では、滋賀県コンクールで金賞を受賞した守山北中学校・明富中学校・ 立命館守山中学校の3校が県代表として9月16日に開催される関西コンクールに出場します。滋賀県代表の3校すべてが守山の中学校であり、まさに「吹奏楽のまち」守山を実感したところです。
今後におきましても、子ども達の多様な分野での活躍を応援してまいります。
産業用地造成事業
続いて、当面する諸課題等について、その状況を含めご報告申し上げます。まず、横江地区および笠原産業用地造成事業の進捗状況です。
横江地区においては、去る7月 29 日に、西村市議会議長をはじめ、経済産業省電池産業課長、滋賀県副知事、本田技研工業副社長等のそうそうたる関係者が列席する中、株式会社GSユアサの地鎮祭が執り行われました。今後、令和8年秋頃に竣工、翌令和9年秋頃の操業開始に向けて工事が進められる予定です。
また、笠原産業用地造成事業については、去る6月 29 日から土地所有者と売買契約の締結を始めており、地権者の皆様のご理解を賜る中で、現在、概ね9割を超える契約を締結させていただきました。改めて、地域の皆様のご協力に感謝を申し上げます。な お、環境生活都市経済常任委員会協議会において、その状況をご報告させていただきます。
JR 守山駅西口の渋滞対策
次に、守山駅西口の渋滞対策についてですが、以前より降雨時の通勤通学時間帯に渋滞が発生しており、早急な対策が必要であるとともに、今後、駅東口における再整備や企業誘致などによる駅利用者の増加が見込まれることから、その対応が必要であると考えております。
このような中、令和5年度に実施した市民アンケートの調査結果や本年6月に議員の皆さまから頂戴したご意見等を踏まえ、今後、まずは短期的に取りうる対策について、関係機関等と協議を進める中、考え方を取り纏めてまいります。
また、補正予算でお願いしておりますが、短期的に取りうる対策を検討するにあたり、横断歩道を撤去する影響等について、社会実験による効果検証を行いたいと考えております。
DXの推進と開庁時間の検討
次に、DXの推進についてですが、現在、市民の利便性向上を目的に、「行かない窓口」の具体化に向けた作業を進めており、現時点で約6割の申請手続等が来庁せずともオンライン上で行える環境となっています。
今後、利用頻度や年間利用件数の多い手続きを中心に、順次、オンライン化を進め、本年度(令和6年度)末には約9割の手続きがオンラインで行えるよう取り組みます。
このことを前提として、市民の利便性をしっかりと確保しつつ、「行政改革と職員の働き方改革の観点」、さらには、「働きたいと思ってもらえる職場環境づくり」のため、全国的な事例も踏まえつつ「開庁時間の見直し」について検討を進めてまいります。
詳細については、総務常任委員会協議会にて協議させていただきます。
提案理由
それでは、本日(令和6年9月3日)、提出いたしました案件について、その提案理由をご説明申し上げます。まず、認定第1号から認定第9号までは、令和5年度の一般会計はじめ各特別会計、企業会計の決算の認定をお願いするものでございます。
令和5年度の一般会計は、喫緊の諸課題に対応するため、計14回にわたり補正予算を措置し、決算については、歳入決算額が前年度(令和4年度)決算額より34億2千万円余減の381億5千万円余、歳出決算額が前年度決算額より26億4千万円余減の373億5千万円余となりました。
歳入面では、市税において、前年度と比較し、個人市民税および固定資産税の増収により、市税全体としては2億8千万円余の増収で過去最高の税収となりました。
一方、財産収入では、前年度のJR守山駅東口市有地の売却収入36億円余の皆減などによりまして、歳入決算額が前年度を大幅に下回る結果となりました。
次に、歳出面では、国の物価高騰対策の交付金を活用し、学校園の給食食材費や介護・障害・保育事業所等への支援など、様々な物価高騰対策に取り組みました。
そのほか、通院医療費助成に係る中学3年生までの対象拡大とともに、産婦健康診査費用の助成や子育て世帯への訪問支援の充実、さらには、喫緊の課題である保育園等の待機児童の緊急対策として、よしみ乳児保育園整備等のハード整備と、民間園への保育士確保等の様々なソフト事業を組み合わせた取組を行いました。
このほか、新庁舎整備や立入公園整備などの大規模事業にも計画的に取り組みました。
結果、計画的な基金活用を行うなか、実質収支は6億5千万円余の黒字決算となり、基金現在高は、前年度比16億2千万円余減の121億円余、地方債現在高は、前年度比3億3千万円余増の358億7千万円余となりました。
令和5年度も、計画的に事業を進める中、市税の増収や必要最小限の基金活用などにより、概ね健全な決算となりました。
しかしながら、今後も人件費や扶助費などの義務的経費が増加傾向にある中、DX推進に係る経常的な物件費も増加が見込まれ、さらには、市民ホールや小中学校など、老朽化の進む公共施設の改修等も控えていることから、現在進める企業誘致による税収確保等の歳入確保策を進めつつ、事業の見直し等の歳出削減を引き続き実施し、財政改革プログラムを厳守し、中期的な財政見通しを持ち、安定的かつ健全な行財政運営に努めてまいります。
また、特別会計については、5つの会計全体で、歳入総額137億6千万円余、歳出総額136億円5千万円余となりました。
まず、国民健康保険特別会計決算では、令和5年度は一人当たり医療費が伸びたことなどにより保険給付費が前年度比0.9%の増となったものの、国保税の税率を引き上げたことにより、前年度比で1億7百万円余の増となり、また一般会計からの保健事業への繰入れに加え、国民健康保険財政調整基金を2千5百万円取り崩したことなどにより、実質収支は2千百万円余の黒字となりました。一方で、前年度繰越金等を差し引いた実質単年度収支は2千9百万円余の赤字となりました。
なお、繰越金と基金残高の合計額は1億6千7百万円余であり、滋賀県全体の国民健康保険の保険料水準統一の時期が、原則、令和9年度となったことから、保険料水準統一の時期までの間、持続的で安定的な国保運営が行えるよう、今後も、適切な国民健康保険税の設定を行うことが必要不可欠であると考えております。
次に、介護保険特別会計決算では、令和5年度は、第8期計画の最終年として、高齢者が住み慣れた地域で安心して生活を続けることができるよう、適正な介護保険事業の運営に努め、概ね計画的に執行できました。決算としては、実質収支が7千4百万円余の黒字となり、介護保険財政調整基金に3千8百万円余の積立てを行い、基金残高が8 億2千万円余となりました。
第9期計画につきましては、基金を活用する中、介護保険料を据え置くとともに、介護予防の推進、認知症対策や介護サービスの充実等により、生涯いきいきと暮らせるまち守山の実現に向け、地域包括ケアシステムをさらに深化させてまいります。
なお、その他3つの特別会計についても、概ね計画的な執行が図れたものと考えております。
水道事業会計の決算では、昨年度(令和4年度)に比べ電気代高騰の落ち着きによる経費の減少などにより、昨年度に比べおよそ1千6百万円余増の1億2千2百万円余りの純利益となりました。
施設管理では、適切な維持管理を行うとともに、配水管更新計画に基づき配水管の耐震化工事や、水道施設電気機械設備更新計画に基づく水源地および配水場の設備更新工事などを進めました。
現時点の経営状況は良好といえるものの、給水件数の伸びの鈍化等により、有収水量が伸び悩む一方で、物価高騰や防災・減災対策に伴う施設耐震化需要の高まりなど、水道事業の経営環境は一層厳しさを増していますが、今後も水道ビジョンの基本理念「いつでもおいしく飲める 未来につなぐ 守山の水」のもと、安全・安心な水を安定的に供給するとともに、健全経営に努め、利用者目線に立った水道事業運営を行ってまいります。
次に、下水道事業の決算では、コロナ禍以降の大口利用者の使用量減少などにより、前年度比1千百万円余減の6百7十万円余の純利益となりました。
下水道施設の維持管理・再整備としては、定期的な点検に基づいた修繕工事や維持管理の実施に加え、ストックマネジメント事業として、計画に基づく管路やマンホール蓋の点検・更新とともに、速野ポンプ場電気機械設備やマンホールポンプの更新を行いました。
今後も、公共下水道事業第9期経営計画に基づき、下水道施設の老朽化対策や耐震化対策等を進め、安定かつ堅実な下水道事業運営を行ってまいります。
次に、病院事業の決算では、一般会計からの繰入金を含む収益が4億7百万円余、減価償却や起債の償還のほか、別館解体に伴う固定資産除却などの費用が5億3千万円余となり、収支全体では1億2千万円余の純損失となりました。
また、病院の運営状況については、リハビリテーション専門職の知識・技術の向上を図ることで、最も高い施設基準である「回復期リハビリテーション入院料1(イチ)」を維持する中、より質の高いリハビリテーション診療が行われております。
これらの取組みの結果、病床稼働率は89.9%と前年度よりも5.6ポイント増加し、令和5年度決算は約3億4千万円の黒字となった旨の報告を受けております。
今後も引き続き、滋賀県済生会と連携し、安全で安心な医療の提供と市民の皆様に信頼され、頼りにされる公立病院として、地域の医療需要にお応えしてまいります。
以上、令和5年度決算に係る説明とさせていただきます。後ほど各担当部長から補足説明をさせていただきますので、よろしくお願いいたします。
また、各決算の認定にあたりましては、監査委員からご意見を賜っており、そのご意見を十分尊重させていただく中、今後の市政運営ならびに公営企業の健全経営に反映させてまいります。
続きまして、予算案件でございます。
議第43号は、令和6年度守山市一般会計補正予算(第2号)で、歳入、歳出それぞれに5億1,300万円を追加し、補正後の予算総額を364億3,638万7千円とするものです。
主なものとしまして、総務費では、野洲川歴史公園サッカー場について、国スポ・障スポを控え、慢性的な駐車場不足を解消するため、新たな駐車場整備に係る費用の補正をお願いするものです。
民生費では、民設民営による定員90人の新たな保育園の設置に係る整備補助金および河西小学校区に民設民営の定員80人の新たな児童クラブ設置に係る民設放課後児童クラブ施設整備事業費補助金の補正、また、支給実績等を踏まえ生活保護費の増額の補正をお願いするものです。
農水産業費では、突発的な修繕等が発生した農業生産基盤整備への補助金の増額をお願いするほか、物価高騰で厳しい農業経営を支援するため、農業用燃油等価格高騰対策支援事業補助金等の補正をお願いするものです。
土木費では、自治会要望等による道路舗装修繕や交通安全施設等の整備のほか、一般市道改良事業として生活道路の整備費等の増額の補正、また、市内の里中河川の改修費等の増額について補正をお願いするものです。さらに、JR守山駅西口渋滞対策として、ロータリー内の横断歩道の撤去による影響等について効果検証を行う社会実験に係る経費の補正をお願いするものです。
教育費では、中学校体育館について、通常の授業や部活動に加え、避難所としての活用を想定し、熱中症対策として、守山南中学校、守山北中学校、明富中学校の3中学校の空調設備整備に係る設計費の補正、また、来年4月から市立幼稚園全園で外部搬入による給食の提供を開始するにあたり、業務委託に係る経費の債務負担行為および食器等の購入費の補正をお願いするものです。
さらに、来年(令和7年)5月18日に開催を予定しているルシオール アート キッズフェスティバル開催準備経費をお願いするものです。
次に、債務負担行為の補正について、次年度(令和7年度)以降の事務ならびに事業推進のための準備行為として、債務負担行為に係る補正の追加10事業をお願いするものです。
以上が、今回、一般会計にて補正をお願いさせていただく主な事業概要でございます。
次に、議第44号は、令和6年度守山市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)で、県から交付される保険給付のための交付金等について、保険給付費等の実績に基づ き、精算を行うための返還金について補正をお願いするものです。
次に、議第45号は、令和6年度守山市介護保険特別会計補正予算(第1号)で、保険事業勘定において、実績に基づき、国・県・支払基金の介護給付費負担金等の超過分の返還金の補正をお願いするものです。
次に、議第46号は、令和6年度守山市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号)で、被保険者の死亡・転出や所得更正による過年度保険料の減額変更等に伴う保険料の還付金の補正をお願いするものです。
続きまして、条例案件でございます。
議第47号は、建築基準法の一部改正に伴い、本市条例で手数料を定めている中間検査、完了検査等の根拠法に引用条項ずれが生じたため、必要な改正を行うものです。
議第48号は、待機児童対策に当たって、吉身保育園本園の定員を超えた受入拡充や、今後、保育園の計画的な整備を予定しているため、暫定措置として開設していた吉身保育園分園を廃止することについて、必要な改正を行うものです。
議第49号は、国民健康保険法の一部改正により、令和6年12月2日から被保険者証の発行が廃止されるため、被保険者証の返還に応じない者に対する過料に係る罰則規定を削除するものです。
議第50号は、利用者の利便性の向上を図るため、守山市民運動公園屋外施設に係る照明の使用時間および利用料金について、必要な改正を行うものです。
議第51号は、適正な都市機能と健全な都市環境を確保するため、笠原産業用地地区計画を策定し地区整備計画を定めることに伴い、当該地区整備計画で定めている建築物に関する制限について、その実効性を担保するため、必要な改正を行うものです。
続きまして、人事案件1件でございます。
議第52号は、守山市教育委員会委員の任命について、現委員である𠮷田郁雄(よしだ いくお)委員の任期がこの9月末日をもって任期が満了となりますことから、再任の同意を求めるものでございます。
𠮷田委員は、県内の金融機関で要職を務められ、長年、組織改革や人材の育成に携わられるとともに、退職後は、公立大学法人滋賀県立大学の理事のほか、様々な要職を歴任されたことからも、豊かな見識と幅広い視野をお持ちの方です。今後ますます複雑・多様化する教育行政を力強く展開する上で適任であるため、引き続き再任をお願いするものです。
次に、諮問案件2件でございます。
諮問第2号および4号は、人権擁護委員の推薦について、人権擁護委員法の規定に基づき意見を求めるものでございます。中井英雄(なかい ひでお)委員および今井知春(いまい ともはる)委員が、この12月末日をもって任期が満了となりますことから、再任の同意をお願いするものです。
両名様とも、人格・見識ともに高く、地域住民の信望も厚く、また人権擁護への造詣も深いことから適任と考えております。
以上、本日提出いたしました案件についての提案理由とさせていただきます。
なお、お許しを頂きまして、同じく送付をいたしております報告案件4件につきまして、その要旨をご説明申し上げます。
まず、報告第14号は、地方公共団体の財政の健全化に関する法律に基づき、令和5年度の健全化判断比率等のご報告を、報告第15号および第16号につきましては、地方自治法の規定に基づき、一般財団法人守山野洲市民交流プラザおよび公益財団法人守山市文化体育振興事業団の令和5年度の決算について、報告するものです。
報告第17号につきましては、令和6年7月5日に小島町地先で発生した道路陥没による車両物損事故に関する和解と本市が支払うべき損害賠償金の額を委任専決処分により決定したことについて、地方自治法の規定により報告するものです。
以上が報告案件でございます。
何とぞ十分なご審議を頂きまして、しかるべき御賛同を賜りますよう、よろしくお願いを申し上げます。ありがとうございました。
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