市長への手紙の回答 移植等による予防接種の再接種に対する助成について(令和3年3月回答)
手紙の内容
移植等による予防接種の再接種に対する助成について
回答内容
予防接種法に基づく予防接種は、その実施によって、感染の恐れのある疾病の発生およびまん延を予防し、公衆衛生の向上および増進に寄与することを目的としており、各感染症にり患しやすい年齢等を踏まえ接種年齢や接種回数を定めて、定期接種(費用の自己負担なし)として実施しているものです。
そのため、定期接種を既に終えた方が臍帯血移植等の医療行為により免疫を失った場合の対応は想定していないことから、医師の推奨による再接種であっても定期接種とならず、その費用は全額自己負担となります。しかし、再接種には多額の費用が必要となり経済的負担が大きいため、複数の自治体等から国に対し、定期接種に位置付け、全国一律の取り扱いがされるよう要望が出されていますが、国は法の趣旨等により要望への対応は困難とし、費用支援を行っている自治体についての情報提供のみが行われているところです。
このような中、ご紹介いただきましたように、医療行為により免疫を失った場合などの特別な理由により、医師の判断に基づき、任意で再度の予防接種を受ける方に対し、独自に費用助成制度を設けている自治体もございます。
現在再接種にかかる支援制度は設けておりませんが、経済的負担の軽減を図るとともに疾病の発生およびまん延の予防の観点から、令和3年度からの再接種費用助成の実施に向け、準備を進めてまいります。
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