令和5年守山市議会9月定例月会議提案理由

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ページ番号1008198  更新日 令和6年2月1日

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諸般の報告

皆さま、おはようございます。

本日(令和5年8月21日)、令和5年守山市議会9月定例月会議を開会頂きましたところ、議員の皆さまには、ご健勝にてご参会を賜り、新庁舎での初の定例月会議が滞りなく開会の運びに至りましたことに、厚くお礼を申し上げます。

それでは、提案理由の説明に先立ちまして、この場をお借りして、諸般の報告を申し上げます。

 

新庁舎への移転関連

まず、新庁舎「つなぐ、守の舎」の開庁でございます。7月下旬から段階的に行った移転作業も大きな混乱もなく無事完了し、8月14日には開庁式を執り行いました。筈井議長をはじめ市議会議員の皆様にはお盆の時期にもかかわらず、ご出席を賜り感謝申し上げます。台風7号の影響により当初の予定より規模を縮小した開催となりましたが、守山市の新たな歩みの第一歩を記念できたと考えております。

新庁舎では、日常業務を滞りなく行うことはもとより、職員の意識改革と働き方改革を進め、『「わ」で輝くすべての市民にやさしい安全・安心な庁舎』の基本理念が具現化できるよう、最大限の活用を図ってまいります。このあと、旧庁舎の解体に続き、駐車場などの外構整備を進めることとしておりますが、工事施工の継続と、とりわけ、駐車場の狭隘が続くこととなります。引き続きの皆様のご理解とご協力をお願いいたします。

また、新庁舎移転とあわせて進めてまいりましたDXの推進については、まず、「窓口のスマート化」では、「待たない、書かない、行かない」窓口について、「住民異動受付支援システム」の拡張や、「受付発券機、案内表示」の整備を進めるとともに、「キャッシュレス決済」や、「証明書交付対応マルチコピー機」を導入いたしました。

あわせて、ICT操作に不慣れな方でも手続きが行っていただけるよう、「窓口コンシェルジュ」を配置したところであり、“市民に寄り添った温かい・丁寧なおもてなし”による案内等を行ってまいります。

また、「庁舎のスマート化」では、1階待合スペースを中心に、「びわ湖フリーWi‐Fi」や「情報発信・啓発用ディスプレイ」を導入したところであり、多目的ホールやカフェなど、窓口サービスなどだけでなく、市民が気軽に訪れ、くつろいでいただける庁舎を目指してまいります。

また、今回からは、本会議をはじめとしてペーパーレス会議の本格運用となります。新しく導入した会議システムを本格運用するとともに、採決や資料掲示にも新たな仕組みが導入されるとお聞きしております。新庁舎においても、ペーパーレス化の徹底や効率的な会議運用等に取り組んでまいります。

総合防災訓練・消防操法訓練大会結果

新庁舎開庁直後の8月15日(火曜日)には台風7号への対応にあたりました。15日未明から防災会議室および防災センターを中心に警戒2号体制をとり、夜を徹して情報収集と対応にあたりました。新たな試みとして情報収集には公用スマホを活用し、即時の情報伝達・共有により、迅速かつ的確な判断や指示が可能となりましたが、課題も見えたところです。今回の対応を教訓とする中、今後の災害に備え、新庁舎に一元化した災害対応の運用見直しをしてまいりたいと存じます。

その一環といたしまして、8月27日(日曜日)には、地震災害総合訓練を新庁舎と守山北中学校を会場に河西学区の皆様とともに実施いたします。令和5年度の訓練では、新庁舎での災害対応訓練も含め、予測のできない災害に迅速かつ的確に対応できるよう、万全の準備を進めてまいります。

また、この猛暑の中、本市の地域防災の中核である守山市消防団を代表して玉津分団の皆様が約2か月間、厳しい早朝訓練を実施され、7月30日(日曜日)開催の第58回滋賀県消防操法訓練大会ポンプ車操法の部において、見事、3位入賞を果たされました。これにより、平成24年度の吉身分団入賞以来、毎年、出場した全ての分団が入賞されていることになります。

消防団の皆様は、日頃から精力的に各種訓練に取り組むとともに、火災や災害が起これば、現場にいち早く駆けつけ、被害を最小限に食い止めるべく、ご尽力いただいております。このことに対しまして、改めて深く感謝申し上げます。

もりやま夏祭り中止

次に、7月29日(土曜日)に開催されました「2023もりやま夏まつり」では、コロナ禍が明け4年ぶりの開催でしたが、約8万人の集客があり、駅周辺商店街等の実行委員会の皆さまをはじめ、協賛いただきました企業・事業所、また、関係者の皆さまに厚く感謝いたします。

そのような中、想定以上の来場者数により、会場では身動きが出来ないほどの状況になったことから、実行委員会において入場規制等を行うなど対策を行ったものの、会場の飽和状態が解消されないため、午後7時30分に中止の判断を下されました。

守山の夏の風物詩がこれほど盛大に開催されたことは大変うれしいことである一方で、今回顕在化した課題について、令和6年度に向けてしっかりと検証したうえで、解決していく必要があると考えており、市としてできる支援を実行委員会と共に考えてまいります。

今夏の中学生の活躍

次に、この夏、市内の中学生がスポーツや文化の各分野で大変活躍してくれました。

7月28日(金曜日)、29日(土曜日)に開催された滋賀県中学校夏季総合体育大会において、総合成績の部で、守山南中学校が男女総合優勝、守山中学校が2位、男子総合では守山中学校が優勝、守山南中学校が3位、女子総合では守山南中学校が2位となり、そのほか個人種目および団体種目においても、素晴らしい結果を残されたところです。

さらに、近畿大会においては、守山南中学校が水泳女子個人と体操男子個人で、守山中学校が柔道男子個人と団体および陸上男子個人で、それぞれ全国大会に出場することとなりました。

また、吹奏楽では、滋賀県コンクールで、守山南中学校・守山北中学校・明富中学校・立命館守山中学校が金賞、守山中学校と県立守山中学校が銀賞を受賞し、県代表には、守山南中学校・立命館守山中学校が選ばれ、関西大会へ出場することとなりました。

今後、全国大会等に出場される中学生の皆さんが、日頃の練習の成果をいかんなく発揮してもらえることを祈念するとともに、引き続き、本市の子ども達が、多様な分野で活躍することを応援してまいります。

以上、諸般の報告とさせていただきます。

提案理由

それでは、提案理由をご説明申し上げます。

決算の認定

まず、認定第1号から認定第9号までは、令和4年度の一般会計はじめ各特別会計、企業会計の決算の認定をお願いするものでございます。

一般会計

令和4年度の一般会計については、喫緊の諸課題に対応するため、計15回にわたり補正予算を措置し、一般会計の決算は、歳入決算額で、令和3年度決算額より43億8千万円余増の415億8千万円余、歳出決算額で、令和3年度決算額より38億2千万円余増の399億9千万円余となりました。

歳入面では、市税において、令和3年度と比較し、個人市民税、法人市民税、固定資産税による増収によりまして、市税は過去最高の税収となり、全体として10億7千万円余の増収、また、企業誘致による駅東口市有地売却収入36億4千万円余の財産収入などもあり、歳入決算額が令和3年度を大幅に上回る結果となりました。

一方、歳出面では、国の交付金等の積極的な活用を図りながら、生活支援・経済的支援などに取り組んだほか、小学4年生から6年生までの通院医療費助成の拡充、9月からは中学校3校での自校方式による給食開始により全校での給食実施、新庁舎整備や北部図書機能・コミュニティ機能整備事業など、市政の様々な課題に対して、着実かつ計画的に取り組み、さらには、企業誘致による駅東口市有地売却収入について基金に積み立てました。

こうしたことから、基金の取り崩しの一部を実行せずとも、実質収支は6億9千万円余の黒字決算となり、基金現在高は、必要最小限の基金取崩しに対し、駅東口市有地の売却収入を、将来のまちづくりを見据えて、財政調整基金、公共施設整備基金および福祉基金に合計36億3千万円余を積み立てたことなどから、令和3年度に比べ34億5千万円余り増加し、138億余となりました。

また、地方債現在高は、令和3年度に比べ、新庁舎整備による新規発行等により、23億6千万円余り増加し、335億3千万円余となりました。そのうち償還時に交付税措置がされます臨時財政対策債等を除く普通建設事業債の現在高は221億1千万円余となっております。

令和4年度は、市税の増収に加え、駅東口市有地売却等により歳入が増加したことなどから、概ね健全な決算となりましたが、今後も人件費、扶助費および公債費の義務的経費が増加し続ける見込み状況であり、さらには、市民ホールや小中学校の大規模改造事業など、老朽化の進む公共施設の改修等も控えておりますことから、引き続き、企業誘致による税収確保をはじめ、あらゆる歳入確保策に取り組みつつ、事業の重点化やスクラップ等による歳出削減に取り組み、さらには、デジタル化・ICT化などを積極的に推し進めることで「働き方改革」を全庁的に進め、最小の経費で最大の効果を生み出せるよう取り組んでまいります。また、特に今後の大規模な普通建設事業等については、更なる国の支援制度等の活用を図りながら財政改革プログラムを遵守し、中長期的な財政見通しを持ち、健全かつ堅実な財政運営に努めてまいります。

 

また、特別会計については、5つの会計全体で、歳入総額133億2千万円余、歳出総額131億円9千万余となりました。

国民健康保険特別会計

まず、国民健康保険特別会計決算では、令和4年度は、団塊世代の後期高齢者医療保険への移行による被保険者数の減少などにより保険給付費が前年度(令和3年度)比1.2%の減となったこと、また一般会計からの保健事業への繰入れに加え国民健康保険財政調整基金を1億2千5百万円取り崩したことなどにより、実質収支は2千6百万円余の黒字となりました。一方で、令和3年度からの繰越金等を差し引いた実質単年度収支は1億9百万円余の赤字となりました。

なお、繰越金と基金残高の合計額は1億9千7百万円余であり、滋賀県全体の国民健康保険の保険料水準統一の時期が令和6年度以降から、令和9年度以降と後ろ倒しになる見通しとなったことから、保険料水準統一の時期までの間、持続的で安定的な国保運営が行えるよう、今後、適切な国民健康保険税の設定を行うことが必要不可欠と考えております。

介護保険特別会計

次に、介護保険特別会計決算では、令和4年度は、第8期計画の2年目として、適正な介護保険事業の運営に努めるとともに、地域包括ケアシステムのさらなる深化・推進に向けて、介護サービスの充実や、介護人材の確保支援、介護予防活動等の支援、認知症対策等の各種事業を進め、概ね計画的に執行できたと考えております。決算としては、実質収支が1億2百万円余の黒字となり、介護保険財政調整基金に3千5百万円余の積立てを行い、基金残高が7億9千万円余となりました。また、令和6年度から令和8年度までの第9期計画期間における介護保険料については、要介護等認定者数や給付費等の推計を行い、基金を活用するなか、適正に算定してまいります。

 

なお、その他3つの特別会計についても、概ね計画的に執行できたと考えております。

水道事業会計

次に、水道事業会計の決算については、僅かに給水件数は伸びているものの、収入においては、コロナ禍の巣ごもり需要の減少による給水料金の減収、支出においては、燃料費、電気代高騰などの影響による経費の増により、令和3年度比2千7百万円余減の 1億6百万円余の純利益となりました。 

施設管理では、適切な維持管理を行うとともに、更新計画に基づき配水管の耐震化工事や水道施設電気機械設備更新計画に基づく水源地および配水場の設備更新工事などを進めました。

今後は水道ビジョンに基づき、「安全、安心、安定的」な給水を行い、必要な事業の実施と健全経営の継続およびサービス向上を進める中で、利用者目線に立った水道事業運営をしてまいります。

下水道事業会計

次に、下水道事業についても、コロナ禍の巣ごもり需要の減少、景気停滞などによる大口利用者の使用量減少および、前年(令和3年)にありました流域下水道維持管理負担金の返還金の皆減等により、前年度(令和3年度)比1億5千6百万円余減の1千8百万円余の純利益となりました。

下水道事業では、管路施設や機械設備等ストックマネジメント計画に基づく改築更新や耐震化事業に取り組んできたところです。

今後においても、公共下水道事業第9期経営計画に基づき、下水道施設の老朽化対策や耐震対策等を進め、安定かつ堅実な下水道事業運営をしてまいります。

病院事業会計

次に、病院事業会計の決算については、一般会計からの繰入金を含む収益が4億7千万円余、減価償却や起債の償還などの費用が1億8千万円余となり、収支全体では2億9千万円余の純利益となりました。

また、病院の運営状況については、リハビリテーション医師と療法士を増員するなど、さらなる機能強化を図ることで、最も高い施設基準である「回復期リハビリテーション入院料1.(イチ)」を維持する中、より専門的で質の高いリハビリテーション診療が行われているところです。

これらの取組みの結果、コロナ禍にも関わらず、病床稼働率は84.3%と前年度(令和3年度)よりも1.6ポイント増加し、令和4年度決算は約6億4千万円の黒字となった旨ご報告をいただいております。

今後も引き続き、滋賀県済生会と連携し、安全で安心な医療の提供と市民の皆様に信頼され、頼りにされる公立病院として、地域の医療需要にお応えしてまいります。

以上、令和4年度決算にかかる説明とさせていただきます。後ほど各担当部長から補足説明をさせていただきますので、よろしくお願いを申し上げます。各決算の認定にあたりましては、監査委員からご意見を賜っており、そのご意見を十分尊重させていただき、今後の市政運営ならびに公営企業の健全経営に反映をさせてまいりたいと考えております。何とぞ、十分なるご審議を賜り、認定をいただきますようよろしくお願い申し上げます。

 

予算案件

続きまして、予算案件でございます。

まず、議第80号は、令和5年度守山市一般会計補正予算(第4号)で、よしみ乳児保育園の指定管理料に係る債務負担行為の追加の補正でございます。

令和6年4月開所に向けて「よしみ乳児保育園」の整備を進める中、その運営を担う指定管理者について、去る8月8日(火曜日)に「指定管理者候補者選定委員会」を開催し、候補者として「社会福祉法人洛和福祉会」を選定いただきましたことから、議第91号にて、指定管理者の指定をお願いするとともに、指定管理料に係る債務負担行為の追加をお願いするものでございます。

次に、議第81号は、令和5年度守山市一般会計補正予算(第5号)で、歳入、歳出それぞれに6億2千万円を追加し、補正後の予算総額を350億32万9千円とするものでございます。これは、旧都賀山荘およびスポーツ広場跡地におきまして、当初の推定よりも、レンガ片混じりの土砂の深度が深く、広範囲に確認されたことから、除去費用の増額の補正をお願いするものでございます。

次に、議第82号は、令和5年度守山市一般会計補正予算(第6号)で、歳入、歳出それぞれに8億6,819万1千円を追加し、補正後の予算総額を358億6,852万円とするものでございます。

まず最初に、待機児童対策についてでございます。

令和5年度、想定を大きく上回る待機児童が発生したことを受け、緊急対策を講じるため、6月定例月会議で補正予算をお認めいただき、低年齢児に特化したよしみ乳児保育園の整備等のハード整備と、民間園の保育士確保等のソフト事業を組み合わせた取り組みを進めております。

さらに、今回の補正予算においては、待機児童を解消し、かつ、市民の保育ニーズに安定して応えていくため、保育士の確保と定着化に向けて、さらなる対策を講じてまいります。

具体的には、新規採用者に対し最大50万円給付する「新規採用保育士等臨時給付金」の大幅な拡充や「保育士等奨学金返還支援事業費補助金」の倍増等により保育士の待遇向上を図るほか、就職フェアや、園のPR動画・冊子の作成、採用セミナーの開催、園への訪問指導の実施など、各園が効果的な採用活動を行い、保育士採用力の向上を図ることができますよう支援を行ってまいります。

あわせて、労働環境の改善を図り、職場の満足度を高め、離職することなくその職場に定着していけるよう、育児休業からの復帰や潜在保育士の就業を支援するための「保育士保育料支援補助金」を創設するとともに、令和5年度に実施した公立・民間園に勤務する保育士等へのアンケート結果を踏まえ、新たに「こころの相談窓口」や「管理職のマネジメント研修」を設置・開催するなど、市内で働く保育士を大切にする『保育士ケア』にも取り組んでまいります。

なお、幼稚園の給食実施については、幼稚園就園率の更なる向上に資するものであることから、現在、給食の提供がされていない公立幼稚園において、令和7年4月からの給食開始に向け検討を進めているところでございます。

こうした様々な対策により、令和6年度の待機児童解消に引き続き、取り組んでまいります。

そのほかの主なものについてご説明を申し上げます。

まず、総務費では、市税において、法人市民税の確定申告により、法人税割の還付に係る予算の増額や、梅田自治会の自治会館改築への補助金の補正をお願いするものでございます。

民生費では、子育て世帯生活支援特別給付金において、新たに令和5年度住民税非課税の児童手当等受給世帯が対象となったことから、給付金の増額の補正をお願いするものでございます。

衛生費では、水と緑のふるさとづくり事業補助金において揚水機の修繕に係る補助の増額の補正をお願いするものでございます。

農水産業費では、突発的な修繕等が発生した農業生産基盤整備への補助金の増額をお願いするほか、物価高騰で厳しい農業経営を支援するため、農業用燃油等価格高騰対策支援事業補助金等の補正をお願いするものでございます。

商工費では、笠原産業用地造成事業を進めるにあたり、守山市土地開発公社に業務を委託するため、令和5年度から令和7年度までの債務負担行為および令和5年度分の公社の借入に対する債務保証の増額をお願いするとともに、令和5年度支払分の補正をお願いするものでございます。

土木費では、自治会要望等による道路舗装修繕や交通安全施設等の整備のほか、一般市道改良事業費として、生活道路の整備に加え、通学路安全対策事業費として、グリーンベルトの設置を行うための補正をお願いするものでございます。さらに、市内の里中河川の改修等、河川改良のための事業費や、大門野尻線整備工事にかかる経費の増額について補正をお願いするものでございます。

また、立入公園整備事業におきまして、用地取得に目途がつきましたことから、令和6年4月の供用開始に向けて第1工区・多目的グラウンド内の工事内容の見直しによる工事費の増額、また、令和7年度の全体供用開始に向けて第2工区・公園広場の実施設計の補正をお願いするものでございます。

教育費では、物部小体育館排煙窓修繕工事や、守山南中プールろ過器他緊急修繕工事等に係る経費のほか、本市の学校施設長寿命化計画に基づき、速野小学校北校舎の長寿命化改修工事を令和7年度に実施するための基本設計に係る予算の補正、また、5月に市民の方から賜りました寄付金を活用し、寄付者のご意向を踏まえ、小中学校の体育教材等の購入に係る予算の補正をお願いするものでございます。

さらに、令和6年5月19日(日曜日)に開催を予定しておりますルシオール アート キッズフェスティバル開催準備に係る必要な経費についても補正をお願いするものでございます。

 

次に、債務負担行為の補正は、次年度(令和6年度)以降の事務ならびに事業推進のための準備行為として、債務負担行為の補正の追加が9事業、変更が1事業、それぞれお願いするものでございます。

主なものは、先ほど申し上げた笠原産業用地造成事業のほか、浮気保育園および玉津こども園の保育園給食調理業務について、今年度(令和5年度)で委託契約が終了し、新たに長期の契約が必要となることから債務負担行為の補正をお願いするとともに、公立保育園・こども園および守山幼稚園において、3歳から5歳児の給食の主食提供を開始するため、主食提供に係る費用について債務負担行為をお願いするものでございます。

以上が、今回の一般会計にて補正をお願いさせていただく主な事業の概要でございます。

 

次に、議第83号は、令和5年度守山市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)で、県から交付される保険給付のための交付金等について、保険給付費等の実績に基づき、精算を行うための返還金およびシステム改修について補正をお願いするものです。

次に、議第84号は、令和5年度守山市介護保険特別会計補正予算(第1号)で、保険事業勘定において、実績に基づき、国・県・支払基金の介護給付費負担金等の超過分の返還金の補正をお願いするものです。

 

条例案件

続きまして、条例案件でございます。

議第85号は、新庁舎への移転に伴い、守山市福祉保健センターで実施する事業等について必要な改正を行おうとするものでございます。

 

人事案件

続きまして、人事案件3件でございます。

議第86号および議第87号は、守山市固定資産評価審査委員会委員の選任につきまして、地方税法の規定に基づき同意を求めるもので、議第86号は、現委員であります 兵頭(ひょうどう) 健司(けんじ) 委員の任期がこの9月末日をもって満了となりますことから、再任の同意をお願いするものでございます。

また、議第87号は、同じく現委員であります 西村(にしむら) 一彦(かずひこ) 委員の任期がこの9月末日をもって満了となりますことから、再任の同意をお願いするものでございます。

お二人とも、委員としての知見を有し、不動産に関する知識も豊富であり、また地域においても信望の厚い人格者であり、適任であると存じます。

次に、議第88号は、守山市教育委員会委員の任命につきまして、現委員でございます 福田(ふくだ) 正悟(せいご) 委員の任期がこの9月末日をもって満了となりますことから、再任の同意を求めるものでございます。

福田委員は、平成12年度から本市学校医、平成24年度からは学校指導医としても子どもたちの健康増進にご尽力いただくとともに、コロナ禍においては、子どもたちの学校園での生活について多くのご助言をいただくなど、本市の教育行政を力強く展開する上において、適任であり、引き続き再任をお願いするものでございます。

 

福祉保健センター大規模改修にかかる工事について

次に、議第89号および議第90号は、いずれも福祉保健センター大規模改修にかかる工事についてで、議第89号は、建築工事について、去る8月4日(金曜日)に制限付一般競争入札にて執行したところ、2億5,333万円で株式会社日建(にっけん)が落札し、8月14日(月曜日)に仮契約を締結させていただいております。

また議第90号は、機械設備工事について、同じく8月4日(金曜日)に制限付一般競争入札にて執行したところ、2億1,208万円で大崎(おおさき)設備(せつび)工業(こうぎょう)株式会社が落札し、8月14日(月曜日)に仮契約を締結させていただいております。

 

よしみ乳児保育園の指定管理者の指定について

議第91号は、先ほど申し上げましたとおり、よしみ乳児保育園の指定管理者の指定について、指定管理者候補者選定委員会において、具体的な職員確保策や保護者との信頼関係づくりなどが評価され、候補者を選定いただきましたことから、地方自治法の規定に基づき、議決を求めるものでございます。

 

守山二丁目で発生した公用車による交通事故のうち物損事故に係る損害賠償額を支払い、和解することについて

議第92号は、守山二丁目で発生した公用車による交通事故のうち物損事故に係る損害賠償額を支払い、和解することについて、地方自治法の規定に基づき議決を求めるものでございます。

 

諮問案件

次に、諮問案件でございます。

諮問第2号は、人権擁護委員の推薦について、人権擁護委員法の規定に基づき意見を求めるもので、現委員でございます、太田(おおた) 吉雄(よしお) 委員の任期がこの 12月末日をもって満了となりますことから、再任の同意をお願いするものでございます。

太田委員は、人格・見識ともに高く、地域住民の信望も厚く、また人権擁護への造詣も深いことから適任と考えております。

 

以上、本日提出をさせて頂きました案件につきましての提案理由とさせていただきます。

 

なお、お許しを頂きまして、同じく送付をいたしております報告案件3件につきまして、その要旨を申し上げさせていただきたいと存じます。

 

まず、報告第14号は、地方公共団体の財政の健全化に関する法律に基づき、令和4年度の健全化判断比率等をご報告するものでございます。

4つの指標のうち、実質公債費比率は4.5%となり、将来負担比率は前年度(令和3年度)から改善して「比率なし」となりました。その他の数値についても、前年度同様の「なし」の状況を維持しております。いずれの数値も国の示す基準を大きく下回っており、健全な財政状況にあるものと考えており、引き続き、財政の健全化に取り組んでまいります。

 

報告第15号および第16号は、地方自治法の規定に基づき、一般財団法人守山野洲市民交流プラザおよび公益財団法人守山市文化体育振興事業団の令和4年度の決算について、ご報告をするものでございます。

 

以上が報告案件でございます。

何とぞ十分なご審議を頂きまして、しかるべき御賛同を賜りますよう、よろしくお願いを申し上げます。ありがとうございました。

報告案件の要旨

なお、お許しを頂きまして、同じく送付をいたしております報告案件3件につきまして、その要旨を申し上げさせていただきたいと存じます。

地方公共団体の財政の健全化に関する法律に基づく、令和4年度の健全化判断比率等の報告

まず、報告第14号は、地方公共団体の財政の健全化に関する法律に基づき、令和4年度の健全化判断比率等をご報告するものでございます。

4つの指標のうち、実質公債費比率は4.5%となり、将来負担比率は前年度(令和3年度)から改善して「比率なし」となりました。その他の数値についても、令和3年度同様の「なし」の状況を維持しております。いずれの数値も国の示す基準を大きく下回っており、健全な財政状況にあるものと考えており、引き続き、財政の健全化に取り組んでまいります。

地方自治法の規定に基づく、一般財団法人守山野洲市民交流プラザおよび公益財団法人守山市文化体育振興事業団の令和4年度の決算の報告

報告第15号および第16号は、地方自治法の規定に基づき、一般財団法人守山野洲市民交流プラザおよび公益財団法人守山市文化体育振興事業団の令和4年度の決算について、ご報告をするものでございます。

以上が報告案件でございます。

 

何とぞ十分なご審議を頂きまして、しかるべき御賛同を賜りますよう、よろしくお願いを申し上げます。ありがとうございました。

このページに関するお問い合わせ

守山市 総合政策部 企画政策課 広報係
〒524-8585 滋賀県守山市吉身二丁目5番22号
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