令和3年守山市議会第2回臨時会議提案理由

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ページ番号1004007  更新日 令和5年7月26日

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皆さん、おはようございます。

本日、令和3年守山市議会第2回臨時会議をお願いいたしましたところ、議員の皆様方には、ご多忙中にもかかわりませず、ご健勝にてご参会を賜り、滞りなく開会の運びに至りましたことに対しまして、厚くお礼を申し上げます。

それでは、提案理由を申し上げます前に、お許しをいただきまして、諸般の報告をさせていただきます。

まずは、新型コロナワクチン接種の予約に関しまして、高齢者の方々に接種券(クーポン券)が届かない中で、予約が埋まってしまう状況となり、大変ご迷惑をおかけしたことについて、お詫び申し上げます。また、議員の皆様にも、市民の皆様から数多くの問い合わせやご相談を受けていただくなど、数々のご対応をいただいていることにつきまして、お詫びと御礼を申し上げます。

ご案内のとおり、第1弾の接種につきましては、国からのワクチン供給量が1,000人弱分でありましたことから、4月18日から5月1日までの間の6日間を実施日として、限定的に予約受付をさせていただいたところです。今回の反省を踏まえ、第2弾の接種につきましては、今後の国からのワクチン供給量を見据える中で、高齢者の皆様には、7月上旬ころまでに、集団接種及び個別接種により、少なくとも1回目の接種を受けていただけるよう準備を行い、万全の体制を整える中、本日第2弾の接種の案内通知を送付させていただいたところです。

また、集団接種に加え、かかりつけ医で安心して医療施設や在宅で接種が行える様、市内の医療機関での個別接種につきましても、医師会のご協力をいただく中で、5月下旬から予約を開始いたしまして、6月上旬から医療機関で接種が行える様準備を行っているところです。さらに、電話による予約が大変困難な状況でありますことから、パソコンやスマートフォンなどインターネットが行える環境が整っていない方につきましても、職員による接種の予約手続きの支援を行ってまいります。5月1日、2日に特別窓口を設け対応をさせていただきますので、市民の皆様にご利用いただけるよう周知を図ってまいりたいと考えております。なお、4月18日と21日に実施致しましたワクチン接種につきましては、特に大きな混乱もなく、医師会の協力のもと、無事に予約いただいた方全員に接種を受けていただくことができました。

そうした中、新型コロナウイルスの感染状況でございますが、現在、全国的に再拡大しており、特に懸念されているのが、感染力が強いとされる変異株の影響で、特に大阪を始めとする京阪神で、感染者が急増し、病床のひっ迫により医療体制が深刻な状況となっており、本日、東京都、大阪府、兵庫県、および京都府において、緊急事態宣言が発令されることとなったところでございます。滋賀県におきましても、4月15日に「ステージ3」の「警戒ステージ」に引き上げられたところです。本市におきましても、感染者が増えている状況でありますので、しっかりと第4波の状況を見据え、議会のご意見を賜る中、市民の皆様へ、適時に必要な情報の提供と適切な対応を行って参りたいと存じます。

次に、4月10日に執り行いました、もりやまエコパーク交流拠点施設の開所式では、議員のみなさまにご参加を賜り、改めて厚く御礼申し上げます。オープニングイベントとして、アテネオリンピック金メダリストの柴田亜衣さんによる講演会と水泳教室を行い、また4月17日のグランドオープンでは、小学生以下を対象にNPO法人プロジェクト保津川の原田禎夫さんの講演や、京都芸術大学の水野哲雄さんによる体験教室として、「ごみから、アートを生み出そう!」を開催し、親子連れなど、多くの市民の皆様で賑わったところでございます。

4月20日現在で、2,054人の方にご利用いただき、内307人の方に教室や定期券の申込を頂いたところです。

今後、「もりやまエコパーク」一帯が、市民にとって、「環境」・「健康」・「交流」を育む活動拠点となるよう、引き続き、鋭意、取り組んでまいります。

また、この度、本市の市議会の取組みといたしまして、子ども達に議会に親しんでもらうため、多くの議員の皆様自らが出演され、議会の仕組みを紹介する子ども向けの動画を作成いただきました。議場や委員会室を案内するほか、議案の提案から採決までの流れをわかりやすい言葉やイラストで説明をいただいており、子どもだけでなく、広く市民の皆様にも議会や市役所の役割がご理解いただける他市にはない素晴らしい動画であると存じます。一人でも多くの市民の皆様にご視聴いただけるよう市といたしましても広く周知して参りたいと存じます。

さて、本日の市議会臨時会議に提出させていただきました案件は、予算案件2件と、その他案件1件の計3件でございます。

それでは、ただいま上程いただきました議案につきまして、提案理由をご説明申し上げます。

まず、予算案件でございます。

議第37号は、令和3年度守山市一般会計補正予算(第2号)でございまして、歳入歳出にそれぞれ58,500千円を追加し、総額を290億4,250万円とするものでございます。

今回の補正は、国の令和2年度一般会計新型コロナウイルス感染症対策予備費の使用が3月23日に閣議決定されましたことを受けまして補正をお願いするもので、ひとり親世帯を支援するため、令和3年4月分の児童扶養手当支給対象者等に対し、児童1人につき5万円を、また、新型コロナウイルス感染症の影響により家計が急変し、児童扶養手当の対象水準にまで収入が減少した方に対しましても児童1人につき5万円の給付を行うもので、給付金支給のために必要な経費の増額をお願いするものでございます。

続きまして、その他の案件が1件でございます。

議第38号は、令和2年2月に環境センター敷地内で発生した職員が運転するフォークリフトによる物損事故に関して、損害賠償を支払い、和解することについて、地方自治法第96条第1項第12号および第13号の規定に基づき、議決を求めるものでございます。

次に議題39号は、令和3年度守山市一般会計補正予算(第3号)でございまして、歳入歳出にそれぞれ2億円をさらに追加し、総額を292億4,250万円とするもでございます。本件につきましては、本日急遽、議会運営委員会において、追加提案をお願いさせていただいたところでございます。先ほども申し上げましたとおり、3度目の緊急事態宣言が発令される予定であり、第4波といわれる新型コロナウイルス変異株が全国的に再拡大する中、本市におきましても、今後、感染拡大に伴い、急遽、医療・検査体制の充実が必要となることや、生活面や経済活動、また、子どもたちの教育に著しい影響が生じる可能性がありますことから、これらの状況を踏まえ、不測の事態への迅速かつ柔軟な備えとして、本臨時会議に予備費の増額をお願いするものでございます。なお、予備費の執行につきましては、執行前に議会と協議をさせていただき、適切に対応させていただきますのでご理解賜りますようお願い申し上げます。

以上、本日提出をさせて頂きました案件についての提案理由とさせていただきます。

なお、お許しを頂きまして、同じく送付をいたしております報告案件6件につきまして、その要旨を申し上げさせていただきたいと存じます。

報告第1号から報告第3号までは、地方公営企業法第26条第3項の規定によりまして、令和2年度から令和3年度に繰り越しをいたしました水道事業会計、下水道事業会計および病院事業会計の繰越計算書についてご報告申し上げるものでございます。

次に、報告第4号から報告6号までは、委任専決処分を行ったもので、地方自治法の規定に基づき報告をするものでございます。

報告第4号および報告第5号は、法律や政令等の改正により所要の改正を行うもので、施行期日が本年4月1日であることから、3月31日付けで委任専決処分を行ったものでございます。

報告第4号は、地方税法等の一部改正に伴い、軽自動車税関係で、環境性能割の適用区分の見直しと臨時的軽減の適用期間の延長、種別割のグリーン化特例の適用対象の見直しと、適用期間の2年間の延長、また、固定資産税関係で、土地に係る負担調整措置の継続および令和3年度に限り、固定資産税が増額となる土地について、令和2年度と同額とする特別な措置を講ずることなどについて、守山市税条例等の改正を行ったものでございます。

次に、報告第5号は、地方税法等の一部改正に伴い、固定資産税と同様に、土地の都市計画税について、負担調整措置の継続および令和3年度に限り、令和2年度と同額とする特別な措置を講ずることなど、守山市都市計画税条例の所要の改正を行ったものでございます。

最後に、報告第6号につきましては、守山市小島町地先で発生した職員が運転する公用車の物損事故について、和解および本市が支払うべき損害賠償金の額を委任専決処分により決定したことにつきまして、地方自治法の規定に基づき報告をするものでございます。

以上が報告案件でございます。

以上、本日提出をさせて頂きました案件につきましての提案理由とさせていただきます。何卒十分なご審議を頂き、しかるべきご賛同を賜りますようお願いを申し上げまして、提案理由の説明とさせていただきます。ありがとうございました。

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