子宮頸がん予防ワクチン(HPV)の接種

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ページ番号1002640  更新日 令和6年4月1日

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平成25年度~令和3年度に定期接種の対象であった人で接種機会を逃した人に対し、予防接種の機会の確保(キャッチアップ接種)を令和4年度から行っています。

接種は計3回で、完了するまでに約6か月間かかるため、接種を希望する方は、お早目の接種をご検討ください。

1 対象者

接種日時点で守山市に住所を有する人で、いずれかに該当する人

定期接種

小学6年生から高校1年生相当年齢(平成20年4月2日~平成25年4月1日生まれ)の女子
(望ましいのは中学1年生の時期に接種)

※高校1年生相当年齢の女子は、公費による無料接種は令和7年3月31日まで

小学校6年~高校1年生(相当)の女子と保護者の方へ

キャッチアップ接種 [公費による無料接種は令和7年3月31日まで]

令和6年度(最終年度)は平成9年4月2日~平成20年4月1日生まれの女性で子宮頸がん予防ワクチン接種を3回終了していない女性

※キャッチアップ接種とは、子宮頸がん予防ワクチンの積極的勧奨の差し控えにより接種機会を逃した人への接種をいいます。

平成9年4月2日~平成20年4月1日生まれの女性へ

接種後の注意点について

子宮頸がん予防ワクチンでは防げない感染もあります。

20歳以上の女性は、2年に1回子宮頸がん検診を受けましょう!

2 接種料

無料

3 接種方法

県内の実施医療機関に予約のうえ、受診してください。

  • ※守山市、野洲市、草津市、栗東市以外の滋賀県内の医療機関で接種される場合は、接種日までに「予防接種広域化事業」の申請が必要です。下記の申請書にご記入後、母子健康手帳を持参し、すこやか生活課に申請してください。(大津市:しろやま赤ちゃんこどもクリニック、浮田クリニック、湖南市:野村産婦人科に限り、事前の申請は不要となりました。)
  • ※県外の医療機関で接種される場合は自費接種となります。

4 接種期限

長期療養者を除き、定期接種の対象期間を過ぎた場合は任意接種(有料)となりますので、ご注意ください。

平成9年4月2日~平成20年4月1日生まれの女性が接種できるのは令和7年3月31日までとなり、期限を過ぎると3回接種がすべて終了していなくても残りの回数分は任意接種(有料)となります。接種1回あたり約1万5千円~3万円費用がかかります。

5 接種種類・接種間隔

子宮頸がん予防ワクチンは3種類あります。サーバリックス(2価)およびガーダシル(4価)は子宮頸がんを起こしやすい型であるHPV16型と18型の感染を防ぐことができます。そのことにより、子宮頸がんの原因の50~70%を防ぎます。シルガード9(9価)は、HPV16型と18型に加え、31型、33型、45型、52型、58型のHPV感染も防ぐため、子宮頸がんの原因の80~90%を防ぎます。3種類のワクチンの中から1つを選択していただき、その種類で接種を終了してください。

また、積極的勧奨の差し控えにより長期にわたり接種を中断していても、接種を再開できます。残りの回数分の接種を行ってください。以前に接種したワクチンは、母子健康手帳、接種時に渡される予防接種証明書、接種した医療機関、マイナポータル(マイナンバーカードをお持ちの方)、接種時にお住いの市町村に問い合わせることで確認できます。分からない場合でも接種は可能(仮に違う種類のワクチンを接種する交互接種となった場合でも、安全性に関する大きな懸念は示されていません)ですので、医療機関へご相談ください。

種類

注意点

接種間隔

(いずれのワクチンも1年以内に接種を終えることが望ましい)

シルガード9

(9価)

1回目接種するときの年齢が15歳未満

(2回目接種時の年齢は問わない)

2回接種

  • 標準的な接種間隔
    1回目の接種から6か月の間隔をおいて1回接種。
  • 少なくとも下記の間隔を空けること
    1回目の接種から5か月以上の間隔をおいて2回目接種。

シルガード9

(9価)

1回目接種するときの年齢が15歳以上

3回接種

  • 標準的な接種間隔
    2か月の間隔をおいて2回接種後、1回目の接種から6か月の間隔をおいて1回接種。
  • 少なくとも下記の間隔を空けること
    1か月以上の間隔をおいて2回接種後、2回目の接種から3か月以上の間隔をおいて1回接種。

ガーダシル

(4価)

3回接種
  • 標準的な接種間隔
    2か月の間隔をおいて2回接種後、1回目の接種から6か月の間隔をおいて1回接種。
  • 少なくとも下記の間隔を空けること
    1か月以上の間隔をおいて2回接種後、2回目の接種から3か月以上の間隔をおいて1回接種。

サーバリックス

(2価)

3回接種
  • 標準的な接種間隔
    1か月の間隔をおいて2回接種後、1回目の接種から6か月の間隔をおいて1回接種。
  • 少なくとも下記の間隔を空けること
    1か月以上の間隔をおいて2回接種後、1回目の接種から5か月以上、かつ2回目の接種から2か月半以上の間隔をおいて1回接種。
  • 体調不良等の理由により、定期接種の対象期間を過ぎた場合は、任意接種(有料)となりますので、余裕を持って受診しましょう。
  • 接種完了までに要する期間は、シルガード9(9価)の2回接種で最短5か月、シルガード9(9価)の3回接種とガーダシル(4価)は最短4か月、サーバリックス(2価)で最短5か月です。

注)1か月後とは、「翌月の同日以降」を意味します。 例:1月31日の1か月後は3月1日、9月30日の1か月後は10月30日

6 持ち物

母子健康手帳

予診票は実施医療機関に備え付けています。

16歳未満の人が予防接種を受けられる場合は、原則保護者の同伴が必要です。ただし、13歳以上の人は、必要書類を提出することで保護者の同伴なしに接種を受けることができます。必要な書類は「保護者の同意書」と「予診票」の2種類あります。保護者が十分に内容を理解し、納得した上で、必要事項を記入・署名して実施医療機関に提出してください。保護者の同意書は「申請書等」からダウンロードしてご記入ください。

16歳以上の人は保護者の同意書は不要であり、予診票のサイン欄は本人のサインで接種することができます。

7 守山市内の接種可能医療機関等

8 よくある質問

問1.子宮頸がん予防ワクチン接種後に副反応はありますか?

子宮頸がん予防ワクチン接種後には、多くの方に接種部位の痛みや腫れ、赤みなどが起こることがあります。また、まれに重い症状(アナフィラキシーなどの重いアレルギー症状、手足の力が入りにくいギランバレー症候群、頭痛・嘔吐・意識低下を起こす急性散在性脳脊髄炎)が起こることがあります。子宮頸がん予防ワクチン接種後に生じた症状として報告があったのは、接種1万人あたり、約10人です。このうち、報告した医師や企業が重篤と判断した人は、接種1万人あたり、約6人です。(厚労省リーフレットより)

問2.積極的勧奨が差し控えられていたのはなぜですか?

宮頸がん予防ワクチン接種後に生じうる多様な症状等(広い範囲に広がる痛みや、手足の動かしにくさ、不随意運動など)について十分に情報提供できない状況にあったことから、個別に接種をお勧めする取組を平成25年度~令和3年度の間差し控えていました。令和3年11月の専門家の会議で、安全性について特段の懸念が認めらないことが確認され、接種による有効性が副反応のリスクを明らかに上回ると認められたことから、個別に接種をお勧めする取組を再開することになりました。(厚労省ホームページ子宮頸がん予防ワクチンに関するQ&Aより)

9 関連リンク

申請書等

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このページに関するお問い合わせ

守山市 健康福祉部 すこやか生活課 感染症対策係
〒524-8585 滋賀県守山市吉身二丁目5番22号
電話番号:077-598-5711 ファクス番号:077-582-1138
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。