お酒を飲むときは適切な飲酒量を心がけましょう
お酒との正しい付き合い方
お酒との付き合い方について
お酒は、古来より祝祭、会食などの日常生活に欠かせないものとして、生活・文化の一部として多くの人に親しまれていますが、お酒に含まれるアルコールは依存性のある薬物です。不適切な飲み方をしていると、健康を害したり、アルコール依存症になることがあります。この機会に、アルコールとの付き合い方を見直しませんか。
適切な飲酒量とは
厚生労働省によると、リスクの低い節度ある適度な飲酒量は、1日純アルコール量20g以内としています。ただし、個人差があり、お酒に弱い体質の人、女性、高齢者はアルコールの分解速度が遅く、影響を受けやすいため、10g程度にすることが推奨されています。
純アルコール量=アルコール飲料の量(ml)×アルコール濃度(度数/100)×アルコール比重(0.8)
例:ビール中瓶(500ml)1本の場合の純アルコール量 500(ml)×0.05×0.8=20(g)
お酒の種類 | アルコール度数 | 純アルコール量 |
---|---|---|
日本酒(1合・180ミリリットル) | 15% | 22g |
ビール(中瓶1本・500ミリリットル) |
5% | 20g |
焼酎(0.6合・100ミリリットル) |
25% | 20g |
ウイスキー(ダブル1杯・60ミリリットル) | 40% |
19g |
缶チューハイ(1缶・350ミリリットル) |
5% |
14g |
ワイン(1杯・120ミリリットル) | 12% | 12g |
CAGE(アルコール依存症のスクリーニングテスト)
下記のうち2つ以上に当てはまったら、アルコール依存症の可能性が高いです。
当てはまった方は、市や県の相談機関や医療機関にまずは相談しましょう。
また、当てはまらなかった方もお酒の飲みすぎには注意し、今後も正しくお酒と付き合っていきましょう。
(1) アルコールの量を減らさないといけないと感じている。
(2) 他人があなたの飲酒を非難するので、気にさわったことがある。
(3) 自分の飲酒について、悪いとか申し訳ないと感じたことがある。
(4) 神経を落ち着かせたり二日酔いを治すために「迎え酒」をしたことがある。
お酒と上手に付き合うために
- 週に2日以上休肝日をとる
- 楽しく飲む
- 度数の強いお酒は薄める
- 飲酒後は運動・入浴しない
- お酒だけ飲むときは水も飲む
- お酒を飲むときは食事と一緒に
- 飲み終わる時間を決める
- 人に無理強いしない
アルコールに関する相談窓口
アルコールなどを「やめようと思っても自分の意志ではやめられない」場合、それは依存症という病気かもしれません。依存症は、一般的なイメージでは、「本人の心の弱さのせい」と思われがちですが、ドーパミンという脳内物質により起こる病気です。ご家族や知人が依存症かもしれないと思ったら、一人で悩まず、まずはご相談ください。
相談窓口
相談窓口 |
電話番号 |
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守山市健康福祉部すこやか生活課健康づくり係 |
077-581-0201 |
滋賀県草津保健所 |
077-562-3534 |
滋賀県立精神保健福祉センター |
077-567-5010 |
アルコール関連リンク
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滋賀県アディクション(依存症)対策(外部リンク)
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厚生労働省 令和7年度における「アルコール関連問題啓発週間」の取組(外部リンク)
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厚生労働省 あなたの飲酒を見守る「アルコールウォッチ」(外部リンク)
このページに関するお問い合わせ
守山市 健康福祉部 すこやか生活課 健康づくり係
〒524-8585 滋賀県守山市吉身二丁目5番22号
電話番号:077-581-0201 ファクス番号:077-582-1138
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。