5 淨秀寺

その開創と由緒は明らかでありませんが、初め畠中道場といい後に淨秀寺として、開基仏とされる方便法身尊像(裏書は弘治2年(1556)を中心に開発中村の同行が拠っていました。現在のご本尊木造阿弥陀如来立像は、元禄16年(1703)京都の同行より寄進されたものであり、その後、正徳3年(1713)に、東本願寺真如上人より、開山(親鸞)聖人、蓮如上人、聖徳太子、七高僧の真影・尊像が下附されているので、この頃現在の寺観が整えられたと思われます。寛政の頃(1790年頃)から明治初年までは、赤野井東御坊大恩寺の懸所とされ、御坊輪番が留守居職を兼務していました。依って、この間の天保13年(1842)に再建された現本堂は、本山別院の格式に準じた七間四面、二重濡縁、向拝四本柱などの造作が整えられています。その後、明治初年に当時の留守居職が改めて住職となり一般末寺に転じ、また、現山門、鐘楼等も順次新営されて現在に至っています。
- 寺号
- 観月山淨秀寺
- 本尊
- 阿弥陀如来
- 宗派
- 真宗大谷派
- 所在地
- 守山市洲本町1729番地
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