10 光照寺

享保12年木浜大火事で記録類は焼失しました。西方寺様に伝わる光照寺縁起によると、室町幕府管領の筆頭斯波氏の末裔斯波義照が、天正年間に木浜の南氏を頼り隠居し、後出家して願真と称しました。この願真が父菩提のため一宇を草創したのが光照寺の始まりです。和朝親鸞聖人御影(大谷本願寺釋宣如元和九葵亥歳八月十四日江洲野洲郡川下木濱村光正寺常住物也)上宮太子と三朝高僧御影(本願寺釋琢如寛文肆歳申辰臘月廿二日書之江洲野洲郡木濱村惣道場光正寺常住物也)、蓮如上人御影(釋真如江洲野洲郡木濱村惣道場光照寺常住物也)。当寺は、当初光正寺でしたが、元禄以降光照寺と称されました。現在の本堂は安政5年着工、同7年落成。7間4面の本格的な本堂です。前17世住職釋了成は昭和8年に大谷木浜保育園を創設、当地で初めての幼児保育・幼児教育に尽くされました。その後守山町(市)に移管し、現速野幼稚園の基礎となりました。
また、伊能忠敬が全国測量の際に宿泊した寺としても知られています。
(関係資料を多数蒐集しています。守山市ホームページ観光・社寺仏閣参照。)
- 寺号
- 遮那山光照寺
- 本尊
- 阿弥陀如来
- 宗派
- 真宗大谷派
- 所在地
- 守山市木浜町2074番地
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