34 旧木浜港

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ページ番号1004828  更新日 令和5年7月26日

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写真:付近に民家が立ち並ぶ旧木浜港


木浜は古くから交通・商業上の重要な港であったとされ、慶応6年の守山市域におけるひらたぶね数は木浜77隻あり、近江全湖港89中で5番目に多い数でした(幸津川25隻、小浜21隻、山賀19隻、赤野井17隻、今浜14隻、杉江13隻)。延宝5年木浜の丸子船数は、7隻で、享保19年には、丸子船・ひらたぶねを合わせて102隻あったそうです。

明治までは和船の渡航で堅田-大津との往来をしていました。汽船が初めて運航したのは明治12年11月赤野井-大津間に、その後明治29年12月に湖南汽船会社が木浜港に航路を拡張し、大津-木浜港間の航路を開いて1日1往復の航行をしていました。明治38年には吉川―木浜―大津に就航し、明治42年2月に新しい波止場と取扱所を新築されました。大正4年6月には、堅田―木浜―杉江航路が増加しました。水上交通は昭和30年代まで続きましたが、陸上交通の発展と、昭和39年の琵琶湖大橋開通により、木浜港堅田を最後に連絡航路は姿を消しました。

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